慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点
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Young Researchers' Trip report


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American Society for Cell Biology (ASCB) 2012 Annual Meeting

氏名

大西 伸幸
GCOE PD
遺伝子制御

詳細

参加日:2012年12月15日~2012年12月19日

活動レポート

サンフランシスコで開催されたAmerican Society for Cell Biology (ASCB) 2012 Annual MeetingにGCOE Young Researcher Planを利用して参加させて頂きました。今回が初渡米だったのですが、大学院生の頃から行ってみたかったASCBにサンフランシスコ会場で参加できて良かったです。
ASCBは日本分子生物学会(MBSJ)の直後に開催されるため、これまでに私の知り合いはMBSJ先から直接アメリカに向かう方が多かったです。今回、私もMBSJ先から博多→成田→サンフランシスコへと飛行機を乗り継いで初アメリカ上陸致しました。
空港に着くと、現地在住の知り合いの先生がクルマで迎えに来てくれていて、ゴールデンゲートブリッジ経由でドライブをしながらホテルへと送って下さいました。
到着した日は次の日から始まる会場へと下見に行き、知り合いの先生が所属するUCSFの研究室に訪問してきました。

学会初日。聴きたいシンポジウムが夕方に少しあるだけだったので、昼間、夜は街の観光をして過ごしました。サンフランシスコは坂の街。神戸で慣れたと思っていましたが規模が全然違いました。2つのstreetに走っている路面電車で目的のstreetまで行き、バスに乗り換えて目的地に向かうのがスムーズな移動方法でした。

クリスマスシーズンで街中のあちこちにサンタ集団がいました。夜は街中のライトアップがとてもキレイで、街の中心にあるユニオンスクエアのツリーが写真スポットになっていました。

学会2日目。ASCB Exhibit Hallの様子。ポスター・企業ブース・ポスター・企業ブース...とサンドイッチ方式で、ポスターを観て回るために歩いていたら企業ブースが目に入るCMみたいでした。夜は同行した先生方と一緒にメキシカンの店にディナーに行きました。MBSJで仲良くなった先生(一番右)も同席してくれて楽しい時間を過ごすことができました。

学会3日目。今回のASCBで5年振りにたまたま再会した後輩がPoster Presentationを聴きにきてくれました。やはりというか日本人のお客さんが多かったです。

学会4、5日目。自身の発表の際に英語を話す機会が少なかったので、興味のあるPoster Presentationをたくさん回って質問&ディスカッションをしまくってきました。もちろんですがCell Biologyの話が多く、普段行っていない実験の知識を多く仕入れることができ、色々な先生方に様々なTipsを教えて頂くことができました。学会終了後に、今回再会した後輩が所属するUC Berkeleyの研究室を訪問してきました。

帰国日は朝から雨。飛行機の到着も遅れて出発が1時間以上delayしましたがサンフランシスコの虹に見送られて初アメリカを後にしました。

今回、初の海外学会でASCBに参加して、論文でしか名前を見たことが無かった著名な先生方の講演を聴いたり、熱気がスゴいポスター会場で活発に英語ディスカッションをしたり、人の繋がりを広げることができたりと、非常に有意義な時間を過ごすことができました。自身のPoster Presentation中にアメリカの学会のinvitationを頂いたりもしたので、また頑張って結果を出して、積極的に海外学会に参加したいと思いました。

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