氏名

津山　淳
GCOE RA
生理学

詳細

参加日：2012年6月13日～2012年6月16日

活動レポート

2012年6月13日から16日までISSCR 10^th Annual Meetingに参加させていただきました。ISSCR Annual Meetingは世界中からあらゆる幹細胞の研究者が訪れ、最先端の研究成果を発表する非常に大きな学会です。本年度のISSCRは日本が開催国であり、場所もパシフィコ横浜でしたので大変アクセスしやすかったです。
会場は沢山の来場者で賑わっており、その演題数の多さに驚かされました。

私は神経幹細胞の時系列に伴う分化能の変化に重要な役割を果たすNFIA転写因子に関する研究をポスターで報告させていただきました。もちろん使用言語は英語ですので、発表前は緊張していましたが、いざポスターに人が来てくれると嬉しくて緊張は吹き飛んでしまいました。よく知っているような有名な研究者の方もポスターを見に来ていただき、驚きましたがお話しすることができて良かったです。これもISSCRのような大きな学会のメリットの一つだと感じました。
ありがたいことに、神経幹細胞の分化機構の研究をしている方を中心に多くの方から質問をいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

何より一番勉強になったのは、神経幹細胞に留まらず様々な幹細胞を研究している若手研究者と知り合って話し合う機会に恵まれたことです。
次の時代を切り開こうとしてる若手達と、これからの時代に求められる研究者の姿勢や自らの研究に対する取り組み方を熱心に、時に生々しく語り合いました。本当に大きな刺激をいただき、改めて気を引き締め直させていただきました。

今回、ISSCR Annual Meetingに参加させていただき、世界の最先端の知識と大きなモチベーションを得ることができました。このような機会を与えて頂いたGCOEプログラムに心から御礼申し上げたいと思います。