慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点
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Young Researchers' Trip report


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第35回日本分子生物学会年会

氏名

馬渕 洋
GCOE PD
生理学

詳細

参加日:2012年12月12日~2012年12月14日

活動レポート

2012年12月11-14日に福岡で開催された第35回日本分子生物学会年会に参加しました。この学会は分子生物学を中心とした様々な細胞・動物を取り扱った巨大な学会です。ヒトやマウスはもちろんのこと、初めて聞く名前のマウスや昆虫、植物など様々な発表があります。また、学会参加者も多く、ポスター発表だけでも3000以上あり、まるでお祭りのような学会です。毎年、電話帳のような抄録集を持ち歩いて参加していたのですが、今年はインターネットを用いてのWeb抄録集を使用することが可能になりました。このWeb抄録集は非常に使いやすく、iPadやスマートフォンがあれば、抄録を検索機能で調べられるほか、「いいね!」の機能で簡単にスケジュールを組み立てることができ、すごく評判も良かったです。iPad事前貸し出しも行なっており、私も13日14日の2日間借りることができました。もう一つの新しい試みであるショートトーク(3分)は、行う場所がかなり離れていることや、口頭発表と時間が重なってしまっていたことから、あまり評判がよく無い印象を受けました。

私は、現在投稿中の論文内容をポスター発表しました(ヒト間葉系幹細胞の分離と性状解析)。幅広い分野の人々がポスターを見に来てくれるので、新鮮なディスカッションをすることができました。特に多かったのは、間葉系幹細胞の研究をこれから始めようとしている研究者が何人もポスターを見に来てくれたので、情報発信という意味で非常に良かったと思います。来年はまた新しい内容で学会に参加したいと思っています。

直接学会とは関係ありませんが、福岡は飛行場が近いので(博多から10分ほど)、学会等で行くのは便利だな、と思いました。

最後になりましたが、本学会参加をサポートして頂いたGCOE Young researcher Support Plan並びに関係者の方々に深く御礼申し上げます。

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