慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点
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Young Researchers' Trip report


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第46回日本小児内分泌学会学術集会

氏名

阿部 清美
GCOE RA
大学院博士課程 医学研究科 小児科学分野

詳細

参加日:2012年9月27日~2012年9月29日

活動レポート

この度私は、GCOE Young Researcher Support Planのご支援をいただき、第46回日本小児内分泌学会学術集会にて口頭発表をさせていただきました。

今回の学会のテーマは、小児の特徴である成長・発達には欠かせない内分泌学について新鮮な感動を大事にしたいという願いから「成長の不思議をみつめる」という趣旨で開催されました。

「性分化・性成熟異常・内分泌錯乱物質」「甲状腺」「副甲状腺・Ca・骨」「成長・成長障害」「副腎」「視床下部・下垂体」「1型糖尿病・サマーキャンプ」「肥満・糖代謝」「2型糖尿病・その他の糖尿病」と盛りだくさんのテーマに分かれ、口演発表、ポスター発表、教育セミナーなどが行われました。海外招聘講演ではProf. Michael B. Rankeが「Idiopathic Short Stature (ISS): What is it-and should it be treated ?」についてお話され、ISSの概念から最新の話題まで大変興味深い内容でした。また、特別企画「DSD(性分化疾患)をめぐる諸問題の解決をめざして」や公開セミナー「がんになっても笑顔で育つ!-内分泌学の観点から-」も臨床的に非常に重要な問題提起に考えさせられました。

私はGCOE RAの研究テーマでもある「先天性甲状腺機能低下症の原因遺伝子」について「優秀演題賞候補口演」のセッションで口頭発表をさせていただきました。当日の発表および質疑応答を含め、すべてが貴重な経験であり、このような機会を与えていただき、また温かいご指導をいただけたことに感謝しております。

本学会で得た最新の知識や疑問点などを今後の研究に活かし、また来年の学会で最先端の研究成果を報告できるよう努力していきたいと思います。

最後に第46回日本小児内分泌学会学術集会への参加をご支援いただきましたGCOE「幹細胞医学のために教育研究拠点」拠点リーダー岡野栄之先生をはじめ、ご助力いただきましたGCOE関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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