教室・科 / 主任 / 概要

  • 内科学教室循環器内科
    教授福田 恵一Keiichi Fukuda

    一般診療はもちろんのこと、カテーテルによる大動脈弁移植術(TAVI)・慢性血栓塞栓性肺高血圧症・先天性心疾患などの先進治療や不整脈のアブレーションなどの高度な専門治療を行う日本の代表的研究室です。関連病院との連携ネットワークを活かした大規模レジストリ研究により世界に数多くの臨床研究を発信しています。また、研究面ではiPS細胞を用いた心筋再生医療研究で、難治性心不全に対する心筋細胞移植治療を計画しています。遺伝性心筋疾患の病態解明と治療法開発も行っています。研修終了後もモチベーションが高く、多くの先生が海外留学に行かれています。研究室のモットーは「臨床、研究、教育面で世界の最高峰を目指そう」という言葉です。

  • 内科学教室呼吸器内科
    教授別役 智子Tomoko Betsuyaku

    当診療科では「呼吸器の臨床と研究を両輪のごとく」をテーマに日々活動しております。臨床面ではアレルギー性疾患、炎症性疾患、感染症、腫瘍と領域が広いことが特徴で、医師として大変やりがいに満ちた分野です。研究面では、気管支喘息、急性肺損傷、肺感染症、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの疾患分野で研究を行っており、「臨床に基づく研究」の成果を世界に発信し続けることを目標としています。自分たちの研究の成果が呼吸器の病に苦しむ人の救いになることを信じ、日々実験を続けています。

  • 内科学教室消化器内科
    教授金井 隆典Takanori Kanai

    消化器内科では炎症性腸疾患や自己免疫性肝炎、自己免疫性膵炎等の消化器免疫疾患、化学療法を中心とした消化器悪性腫瘍の診療、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群などの機能性疾患等、様々な疾患をカバーし、担当しています。当教室では、教室全体での若手医師・学生の教育、臓器間の横断的なアプローチによる研究体制、大学病院内の消化器クラスターの各部門、そして各関連病院と緊密に連携を取る診療体制を取っております。

  • 教授鈴木 則宏Norihiro Suzuki

    慶應義塾大学医学部神経内科では、神経疾患を偏らずに広い疾患範囲がカバーできるよう診療体制を整えております。脳卒中、頭痛、パーキンソン病、認知症、神経免疫やてんかんなどの専門疾患外来を設立しそれぞれに専門医を配置しております。研究分野も多岐にわたり伝統の研究テーマである脳循環代謝、脳血管障害、頭痛をはじめとして神経免疫、神経変性疾患そして再生医療についても基礎的研究を精力的に進めています。

  • 教授岡本 真一郎Shinichiro Okamoto

    血液内科では、多様化する造血器腫瘍や難治性血液疾患に対応し、化学療法のほか分子標的薬剤やさまざまな造血幹細胞ソースを用いた造血幹細胞移植を積極的に取り入れ、幅広く診療を行っています。また、定期的な教授回診や病棟カンファレンス、レクチャーのほか、病棟スタッフとの活発な議論を通して高いレベルの教育を行っています。研究面では、より安全で効果的な治療を見出すため、臨床研究に積極的に取り組み、また、血液細胞の異常がどのように白血病などの造血器腫瘍発生につながるのか、基礎研究を行っています。

  • 内科学教リウマチ内科
    教授竹内 勤Tsutomu Takeuchi

    当科の理念は、診療・研究・教育の分野で若い医師、研究者が活躍できる場を提供し、世界に通用する成果を挙げ、その成果を患者さんのもとに還元することです。私たちの診療科で扱う疾患はいずれも原因不明の難病です。現在でも根治的な治療法はありませんが、エビデンスに基づいて、個々の患者さんに応じた治療方針を立て、基礎研究に基づいた最先端の治療法を積極的に実践しています。研究においては、成果を社会に還元できる、臨床を重視した研究を展開していくことを目標にしています。教育分野では、大学病院という特殊性を生かし、幅広い知識を有した臨床能力を養うだけでなく、基礎研究に基づく先進的治療あるいはエビデンスを構築する大規模臨床試験を遂行する能力を併せ持つ医師の育成を目指しています。

  • 内科学教室腎臓・内分泌・代謝内科
    教授伊藤 裕Hiroshi Itoh

    内分泌代謝学は「内部環境の恒常性の維持」を基本概念としており、患者さんの病態の全体像を理解する上で大変優れた臨床分野です。内分泌代謝疾患は腎疾患をはじめとする合併症を引き起こし、全身にわたる症候が極めて多彩に認められ、包括的、統合的な診療態度が特に要求されます。腎臓内分泌代謝内科では、実際の臨床の場において、“ホルモン”という言葉で患者さんの病態の全体像を理解し、治療に結びつけていく医療を目指しています。

  • 外科学教室一般・消化器外科
    教授北川 雄光Yuko Kitagawa

    慶應義塾大学医学部外科学教室 一般・消化器外科研究室は、5つの研究グループ(上部消化管班、大腸班、肝胆膵移植班、血管班、乳腺班)から構成され、食道、胃、大腸、胆道、膵臓、乳腺、血管の様々な疾患の診断・治療および基礎・臨床研究を行っています。特に先進技術を導入した低侵襲がん治療の分野においては、本邦だけでなく国際的にも高い評価を受けており、我々は世界のトップレベルの医療の提供と人材育成を目指しています。

  • 教授黒田 達夫Tatsuo Kuroda

    小児外科では出生前診断のついた胎児を含めた「小児」を対象として消化器、呼吸器外科疾患を中心とした診療を行います。当教室では先天性疾患、急性疾患、悪性腫瘍などの一般小児外科診療に加えて、肝・小腸の移植医療においても国内外で先導的役割を果たしています。一方、小児外科領域の様々な稀少・難治性疾患の克服を目標に、基礎医学教室と連携して研究を進めています。また都立、国立の小児病院をはじめ豊富な関連施設を有しています。診療と研究を一体化した充実した教育により、未来ある子どもを助ける立派な医師を輩出しています。

  • 外科学教室心臓血管外科
    教授志水 秀行Hideyuki Shimizu

    慶應義塾大学心臓血管外科は、先天性心疾患、後天性心疾患、大動脈疾患の主要3分野がバランスよく発展してきた伝統ある教室で、過去においても現在においても、日本のトップレベルの症例数と世界のトップレベルの治療成績を誇っています。難易度の高い手術に加えて、低侵襲心臓手術(MICS)、大動脈ステントグラフト治療、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)、ハイブリッド手術など最先端低侵襲治療の分野でも代表的施設としての地位を確立しています。

  • 外科学教室呼吸器外科
    教授淺村 尚生Hisao Asamura

    肺癌を中心に、転移性肺腫瘍、胸膜中皮腫などの悪性疾患に対する手術や集学的治療を行っています。特に肺癌の診断・治療については、他科と連携したカンファレンスを行い、専門家の知識・経験を集約し最善の治療法を提案します。その他、肺良性腫瘍、縦隔腫瘍、気胸、肺結核性抗酸菌症、膿胸、胸部外傷、漏斗胸、胸壁腫瘍などの肺および胸壁に対する手術を行います。

  • 教授吉田 一成Kazunari Yoshida

    脳神経外科では、脳や脊髄の疾患(腫瘍、血管障害、外傷、機能的疾患など)に対する外科治療を中心に診療を行っています。当教室は、「技術の伝承と革新」、「不得意分野の克服」をモットーに、大学及び関連病院が一体となって、脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、機能的疾患、先天性疾患などを対象に、トップレベルの脳神経外科医療の提供を目指して、日々研鑚を積んでおります。

  • 整形外科学教室

    整形外科学教室は「骨・関節・靱帯・筋肉さらには脊椎・脊髄・末梢神経を含む、運動器」に関する診療、研究、教育を行っています。当教室は1922年開講以来、1000名を超える整形外科医を輩出してきた日本有数の伝統と実績を有する教室です。基礎と専門性と人間力を身に着けた整形外科医の育成を目標とし、エビデンスに裏打ちされた最先端医療の提供と、世界レベルの運動器基礎研究を展開し、基礎と臨床が融合した世界をリードする教室を目指しています。

    教授松本 守雄Morio Matsumoto
    教授中村 雅也Masaya Nakamura
  • リハビリテーション医学教室
    教授里宇 明元Meigen Liu

    リハとは、さまざまな疾患やその後遺症に悩む患者さんの「機能」「生活」「人生」に焦点を当てた全人的医療です。当教室では、高い専門性を有する療法士やナース等とのチーム医療と、他教室、理工学部、企業等と共に築く最先端技術とで織り成された「リハ医学」を以て、「積極的な早期介入による障害の予防・最小化」「創造力と学際的アプローチによる機能回復の最大化」「新たなニーズへの挑戦」を合い言葉に、良き人を育て、良き医療を提供し、優れたサイエンスを推し進めています。

  • 教授貴志 和生Kazuo Kishi

    形成外科学は、生来の体表形態異常、外傷や悪性腫瘍切除による変形・欠損などを可能な限り正常な状態に近づけるため、『医学における芸術(Art of Medicine) 』とも呼ばれています。当教室は本邦形成外科の草分け的存在で、1963年に開設され多くの人材を育成してきました。精緻な解剖の研究に基づいた繊細な再建、傷あとやケロイドを目立たなくするための技術には定評があります。このような形成外科の基本手技を応用するとともに、あくなき研究により、様々な疾患に対して総合的に質の高い医療の提供を目指しています。

  • 教授高橋 孝雄Takao Takahashi

    人のからだが形作られる過程(成長)と機能が宿る過程(発達)を科学し、それらの異常の原因を突き止め、治療法を開発、治療を行います。胎児に起こる病気、新生児・乳児から思春期、さらには若い成人の医療に関わる学問です。発生学、遺伝学、分子生物学など自然科学との結びつきが強い一方、虐待、子どもの貧困の克服など社会科学としての魅力も兼ね備えています。子どもたちが、たとえそれが生まれつきのものであったとしても、病気を克服し、人として幸せな人生を手に入れることが小児科学の最終目標です。

  • 教授青木 大輔Daisuke Aoki

    婦人科は、おもに婦人科腫瘍学や更年期医学に関連した女性のトータルヘルスケアに関わる診療科です。がん診療では他科との連携体制のもとで適切な集学的治療を行っており、低侵襲手術や若年例を対象とした妊孕性温存治療も行っています。また国内外の施設と協力して新しい医薬品の開発やより有効な治療法の確立を目指した臨床試験(治験)を積極的に行っています。さらに遺伝性腫瘍の診断および、がん予防法としてのリスク低減手術や更年期疾患の領域にも力を注いでおり、更年期障害や骨粗鬆症、脂質異常症などの予防・早期発見や、がんサーバイバーのヘルスケアにもつとめています。

  • 教授田中 守Mamoru Tanaka

    産科学は、妊娠・分娩はもとより月経異常・不妊症・不育症および出生前診断まで、「妊娠」というキーワードを元に幅広い分野をカバーする学問です。医学部産科では配偶子・受精卵の遺伝子発現解析や着床メカニズムの解明、着床前遺伝子診断技術の開発および周産期異常における遺伝要因の探索、さらに子宮内膜症発生機序および再生医学を目指した雌性生殖器官の幹細胞システムの解明など、生殖内分泌学・周産期医学領域において世界をリードする研究を遂行しております。

  • 教授坪田 一男Kazuo Tsubota

    眼科学は、重要な感覚器である眼に関して、臨床や研究の多方面から取り組んで機能改善を図る領域です。当教室は、眼とその付属器の奇跡とも思える精巧さに畏敬の念を抱き、日々治療にあたっています。眼科学は奥深く、生涯をかけて取り組む価値のある学問です。世界中の人たちの生活を豊かにするために、我々は常に進化し続ける眼科学教室を目指します。

  • 教授天谷 雅行Masayuki Amagai

    私たちの教室運営の理念は、診療・教育・研究のいずれの分野においても国際的視野に立ち、無限の可能性を秘める若い皮膚科医が大きく羽ばたき活躍できる場を提供することです。20代、30代の若い医師たちがそれぞれの皮膚科医としての夢を追い続けることのできる、環境、教育プログラムを提供しています。ひとりひとりの個性を大切にし、診療を極めたい人も、研究を思いっきり突き詰めたい人も、家庭との両立を考えている人も、それぞれ満足できるよう多様性を重視して「人を育てる」「ひとが育つ」教室運営をしています。

  • 教授大家 基嗣Mototsugu Oya

    泌尿器科学は、悪性疾患と、内分泌代謝学、神経泌尿器科学、生殖医学、腎移植、先天異常など、幅広い良性疾患の分野を有する総合医学です。高齢化社会を迎え、高齢者特有の疾患を抱える当科の需要は増加すると考えられます。当教室は、診療においては腹腔鏡下手術をはじめ、低侵襲治療、機能温存治療に重点を置いており、研究においては臨床所見から生じる疑問や課題を、臨床研究と基礎研究の両輪のアプローチにより明らかにしていくことを目標としております。

  • 教授小川 郁Kaoru Ogawa

    耳鼻咽喉科学は耳鼻咽喉科・頭頸部外科学とも呼ばれ、頭部および頸部の広範囲にわたる領域を担当し、特に5感と呼ばれる感覚機能のうち3感が守備範囲にあり、生活の質(QOL)向上を目的とした重要な役割を担います。当教室は国内最大数となる総勢130余名の医局員が一丸となり、日本の耳鼻咽喉科学を牽引しています。診療と研究、教育という医療における3つの柱をバランス良く発展させることを心掛け、また地域貢献・社会貢献および国際化にも対応できる最新の医療を目指して日々切磋琢磨しています。

  • 教授三村 將Masaru Mimura

    精神医学は、生物?心理?社会学的なアプローチを包括的に活用し、脳とこころの問題を解決していくことを目指す学問です。当教室は、長い歴史と伝統を持ち、全人的なバランスのとれた人材の育成に主眼をおいています。臨床では、児童・思春期から超高齢者まであらゆる年代の脳とこころの問題に対応するとともに、研究では、遺伝子から社会科学・疫学まで幅広い分野をカバーし、その成果で広く社会に貢献することを目指しています。

  • 放射線科学教室放射線診断科
    教授陣崎 雅弘Masahiro Jinzaki

    放射線診断科は、画像での人体の更なる可視化を研究している科です。その可視化技術を用いて画像ガイド(IVR)によるより精度の高い低侵襲治療の開発も目指しています。教育は特に重視しており、講義やカンファレンスなどの教育システムの充実化を図っています。ほぼ全ての診療科の画像診断を担当し病院全体の質向上に貢献する中央診療科ですので、広く医療・医学に興味を持ち、柔軟な対応力を持つ人材の育成を目標にしています。

  • 放射線科学教室放射線治療科
    教授茂松 直之Naoyuki Shigematsu

    放射線治療学は、がんの治療にとって重要な柱の一つであり、他科との連携のもと、全ての組織・臓器の、早期がんから進行がん、根治治療から緩和医療にわたるがん治療に貢献しています。当教室は、高精度の低侵襲治療を目指して診療に取り組むとともに、放射線照射による細胞・染色体変異などの基礎研究に取り組んでいます。また、放射線医学、臨床腫瘍学一般に精通しながら専門性の高い放射線治療医を育成することを目標としています。

  • 教授森崎 浩Hiroshi Morisaki

    当教室は1955年開講以来、手術麻酔を中心に、ペインクリニックや緩和医療の疼痛学領域あるいは集中治療医学領域など、幅広い分野で活躍する数多くの教室員を輩出しております。麻酔科学をさまざまな侵襲から生体を防御する学問と位置づけ、より質の高い周術期管理や疼痛制御を目指した基礎ならびに臨床研究を遂行すると共に、卒前教育においてはより実践的な臨床実習や講義を通して、麻酔科学の魅力が十分に伝わる教育プログラムを改訂しながら日々実践しております。

  • 教授佐々木 淳一Junichi Sasaki

    救急医学教室は、1)救命医療、2)救急医療の質の向上、3)社会への救急医学の啓蒙活動、を目標に活動しています。臨床では、救急科医師が初期診療を担うER型救急医療を24時間体制で実施し、病院に搬送される年間8千~9千台の救急車に対応し、外傷、中毒、ショック、心肺停止蘇生後、などの患者の入院診療を行っています。さらに、病院内の患者急変にも対応しています。臨床、教育、研究活動を担うことのできる、多数の救急科専門医の育成を目指しています。

  • 歯科・口腔外科学教室
    教授中川 種昭Taneaki Nakagawa

    歯科・口腔外科は、口腔領域の手術、抜歯、粘膜病変などを担当する口腔外科や、顎関節症、口腔顔面痛、歯周病、補綴(義歯)などの専門医が所属し、幅広い分野の治療を行っています。研究分野も、組織再生のための幹細胞研究、分子標的治療(抗がん剤)の開発、口腔粘膜疾患、顎顔面疼痛、口腔ケアに関する研究など幅広く行っており、これらの専門知識を患者さんの治療に生かしていくことが使命であると考えております。

  • 教授村田 満Mitsuru Murata

    臨床検査は現代医療において必要不可欠なものですが、臨床検査医学はその科学的根拠を構築し、応用していく基本的かつ横断的な学問分野で、日本専門医機構の「基本領域」に位置づけられています。当教室は、病院組織の一部である中央臨床検査部と一体となり実学を重視した、(1)診療: 専門的知識による検査診断、コンサルテーション、(2) 研究: 病態解明の為の基礎研究、先端的検査の開発、(3)教育: 学部、大学院、研修医そして臨床検査技師に対する卒前・卒後教育、を実践し、医療の向上を目指して努力しています。

  • 教授谷川原 祐介Yusuke Tanigawara

    臨床薬剤学は、薬物動態学、薬力学、ゲノム薬理学などの臨床薬理学研究を通して、薬剤の適正使用法を研究する領域です。当教室は精密医療の一環である『個別化投薬の確立』を目指し、薬物体内動態と治療効果および副作用との相関(PK/PD)解析、薬効バイオマーカー探索、ならびにモデリング&シミュレーションを駆使した研究に取り組んでいます。同時に、臨床薬理学に精通し、薬剤を適正に使用できる人材の育成に努めています。