学費

奨学・奨励制度

本学医学研究科では大学院への進学を支援する目的で、充実した奨学金が用意されています。また、日本学術振興会特別研究員として年間の学費を超える給料を受けている学生や、日本学生支援機構を含めた公立・私立の給費・貸費奨学金を受けている学生も多数います。

医学研究科独自の奨学制度

本学医学研究科では大学院への進学を支援する目的で、充実した奨学金が用意されています。

名称 目的 年額 資格 2021年度 2022年度
申請者数 採用者数 申請者数 採用者数
医学研究科博士課程奨学金 医学研究科博士課程学生に対する経済的支援および業績が顕著な研究者養成支援。 上限100万円 医学研究科博士課程
○1・2年生:原則全員。
○3・4年生:在籍中の業績が顕著な者。
163 155 190 179
潮田猪一郎記念奨学基金 将来研究者として活躍する資質が認められる者。 36万円 医学研究科博士課程在籍者。
成績、人物共に優秀かつ健康な者。
11 11 12 12
大塚普門・房子記念特別奨学金 将来の日本の医学を牽引する人材を育成すること。 上限100万円 医学研究科博士課程在籍者。
人物・学業に優れた者。
5 4 6 6

詳細は下記WEBサイトを確認してください。
https://www.students.keio.ac.jp/sn/scholarships/unique/

公益財団法人武田科学振興財団 医学部博士課程奨学助成

2024年度から、本学医学研究科は公益財団法人武田科学振興財団の医学部博士課程奨学助成の指定大学となりました。我が国の生命科学分野、特に疾病の予防・診断・治療の進歩・発展に貢献する為、医学部医学科出身の基礎医学研究を希望する博士課程の大学院生に奨学金が支給されます。
詳細はこちらから確認してください。

慶應義塾大学大学院の奨学金

奨学金には人物・学業成績・研究業績が優れた学生を支援するものと、これに加えて研究意欲を持ち、経済的理由により修学が困難な学生を援助するものがあります。いずれの奨学金も、研究に専念し、高度な専門性を身につけ、社会に貢献し得る人材を育成することを目的としています。慶應義塾大学大学院奨学制度は卒業生・企業・団体等からの協力により、多様な制度が用意されています。詳細は、「慶應義塾大学における奨学制度について」より確認してください。

留学生の方は、外国人留学生奨学金案内をご覧ください。

名称 給貸別 金額 期間 資格

慶應義塾大学大学院奨学金 給付 非留学生
60万円/年
1年間
(毎年出願可)
大学院に在籍(日本人および在留資格が「永住者」「特別永住者」「定住者」「家族滞在」の外国籍学生)し、下記の条件を全て満たしている者。
①研究の意欲を持ち、経済的に修学が困難であると認められる者。②学業成績・人物共に優秀で健康である者。③奨学金受給期間が通算で標準修業年限(修士は2年、博士は3年)を超えない者。④申請時に前年度秋学期までの学費に未納がない者。
留学生
50万円/年
指定寄付奨学金 給付 10~50万円/年 1年間 奨学金により異なる。
小泉信三記念大学院特別奨学金 給付 3万円/月 1年間 大学院に在籍し、研究意欲があり、学業成績・人物共に優秀で健康である者。

日本学生支援機構奨学金 第1種 標準修業
年限
第1種
貸与(無利子) 8万円/月
12.2万円/月
人物・学業ともに特に優れ、経済的理由により著しく修学が困難な者。
第2種
第2種
貸与(有利子) 5・8・10
・13・15万円/月
学業成績が平均水準以上で、その他の選考基準(家計・人物)に該当する者。
民間団体・地方公共団体の奨学金 給付・貸与 奨学金により異なる 奨学金により異なる 奨学金により異なる。

・新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援制度 家計急変・災害被災時の奨学金:
https://www.students.keio.ac.jp/com/scholarships/guideline/sudden.html

博士後期課程学生支援プロジェクト

本学ではJST「次世代研究者挑戦的研究プログラム」 の助成金を得て、博士後期課程において「未来社会のグランドデザインを描く博士人材の育成」を実施します。このプログラムは日本の科学技術・イノベーションの将来を担う優秀な志ある博士後期課程学生を育成することを目的とされています。

分野を問わず、真摯に自らの研究課題に取り組むとともに、多様なキャリアパスにおいて活躍するために求められる能力を育成する取り組み(キャリア開発・育成コンテンツ)に自律的に参加する、意欲ある博士後期課程学生に研究費および生活費相当額を補助し、挑戦的・融合的な研究活動を支援します。

詳細はこちらから確認してください。

その他

名称 内容
助教制度 主として臨床系大学院生に対し、臨床活動を通して本学医学部における研究を発展させるとともに、病院の臨床活動等を支援し、機能を向上させることを目的とする助教制度を設置しています。
日本学術振興会 特別研究員 日本学術振興会による特別研究員制度は、我が国のトップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度です。本学医学研究科博士課程学生のうち、DC1、DC2合わせて20名程度の方が特別研究員に採用されています。
日本学術振興会 育志賞 天皇陛下の御即位20年の御下賜金により、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰する「日本学術振興会 育志賞」が平成22年度、創設されました。受賞すると、学業奨励金が贈呈されるほか、希望者は、所定の手続きを経て、翌年度から、日本学術振興会の特別研究員等に採用されます。本学医学研究科博士課程学生も過去に受賞した実績があります。