2021年9月11日(土)、慶應義塾大学病院・三四会・慶應医学会100年合同記念式典・シンポジウムが、三田キャンパス南校舎ホールにおいて挙行されました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限配慮する観点から、会場には関係者のみ集まり、式典・シンポジウムの様子は、視聴登録をされた対象者にライブ配信されました。
記念式典では、小川彩佳さんを司会に、病院・三四会それぞれの100年記念映像の上映から始まりました。その後、伊藤公平塾長の式辞に続いて、松本守雄病院長、武田純三三四会会長、天谷雅行医学会会長から挨拶が行われ、小林弘祐北里研究所理事長、菅沼安嬉子連合三田会会長よりお祝いの言葉が寄せられました。
記念シンポジウムでは、「次の100年へ For the Next 100 years」をテーマに、北川雄光常任理事による開会の辞に続き、歴代の医学部長・病院長である、戸山芳昭名誉教授、池田康夫名誉教授、猿田享男名誉教授、末松誠医化学教室教授、竹内勤名誉教授、村井勝名誉教授、相川直樹名誉教授が座長として進行を務め、各分野で最先端の医療を牽引する医師・研究者ら8名が講演を行いました。
第1部は、「次世代を見据えた医療と人材育成」をテーマに、救急医学教室の佐々木淳一教授、放射線科学教室(診断)の陣崎雅弘教授、医学教育統轄センターの門川俊明教授が講演を行いました。
第2部は、「世界を先導する最先端の慶應医学」をテーマに、内科学教室(リウマチ・膠原病)の金子祐子教授、生理学教室の岡野栄之教授、先端医科学研究所遺伝子制御研究部門の佐谷秀行教授が講演を行いました。
第3部は、「慶應医学のあゆみとその先」をテーマに、山内慶太常任理事、東京理科大学の向井千秋特任副学長が講演を行い、まさに次の100年につながる医療・医学の知見を共有しました。
最後に、金井隆典医学部長の閉会の辞によって、3者の100年を祝うすべてのプログラムが終了しました。