2月6日付で2019年度 日本医療研究開発機構(AMED)「『産学連携医療イノベーション創出プログラム』基本スキーム【ACT-M】、セットアップスキーム【ACT-MS】」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成31年3月14日(木)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成31年3月15日(金)】
(3) AMED 公募締切 :【平成31年3月28日(木)正午】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 申請には所属機関の承認手続きが必要となります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
・「産学連携医療イノベーション創出プログラム」
基本スキーム【ACT-M】、セットアップスキーム【ACT-MS】
【公募期間】 平成31年2月6日(水)~平成31年3月28日(木)正午*厳守
https://www.amed.go.jp/koubo/02/02/0202B_00013.html
<産学連携部 産学連携課>
【制度のねらい】
アカデミア発の「技術シーズ」について、大学等と企業が連携して、実用化(事業化)のための課題を具体的に解消する。
【実施内容】
企業が実用化を目指す課題について、ヒトを対象とするPOC(Proof of Concept) の確立および上市を最終目標とし、産学が役割分担(連携)して研究開発を実施する。
【研究開発実施予定期間】
最低3年(2019年度~2021年度)
【採択予定数】
0~8課題程度
【研究開発費の規模】
1課題当たり年間31,000千円~38,000千円程度(間接経費を含まず)
【制度のねらい】
アカデミア発の「挑戦的な技術シーズ」について、医療への適用のためのブレークスルーポイントを突破することで、早期に戦略的に企業等への導出につなげる。
【実施内容】
大学等が保有する挑戦的な技術シーズについて、産学が連携して医療への適用可能性を見極めるための課題を明確化し、大学等がその解決のための技術(方法)を確立するための研究(ブラッシュアップ研究)を実施する。さらに、ブレークスルーポイントが解消された以降、早期に企業に導出するための特許網構築を行う。
【研究開発実施予定期間】
最低2年(2019年度~2020年度)
【採択予定数】
0~6課題程度
【研究開発費の規模】
1課題当たり年間11,000千円~15,000千円程度(間接経費を含まず)
■ 事業について
本プログラムは、大学等と企業や病院等との連携を構築しアカデミア発の「技術シーズ※」を産業界(企業)に円滑かつ効果的に移転する(実用化プロセスに乗せる)ための、産学連携による研究開発を「提案公募方式」によって支援する制度です。
本プログラムは基本スキーム(ACT-M)とセットアップスキーム(ACT-MS)より構成され、セットアップスキーム(ACT-MS)は、特に、大学等が有する「挑戦的な技術シーズ」を医療への適用を目指す企業に戦略的に受け渡すことを目的とし、当該技術シーズに関する課題等を明確化して、それを解消するための研究開発、特許網構築、ビジネスプラン策定を重点的に支援する制度です。
※技術シーズ:知財化あるいはその見込みが立って技術移転が可能となった研究成果
本プログラムでは以下の2つの研究開発テーマを設定します。
<テーマ1>
オープンイノベーションによる革新的な新薬の研究開発 オープンイノベーションによって、この国の薬づくりのすそ野を広げることによる革新的な新薬の創出を目的とします。たとえば、アカデミア等で顕在化した、薬の「芽」を企業等における効果的・効率的な育成を目指す研究開発や、薬づくりを支える新しい周辺技術の企業等への移転を目指した研究開発等を募集します。
<テーマ2>
急激な少子高齢化社会を支える革新的医療技術・医療機器の研究開発 科学的根拠に基づく近未来の環境、動向に合致した革新的な医療技術等の創出を目的とします。疾患を包括的に考え、対応すべき重要な疾患について、新たな知見に基づいたアカデミア等の「シーズ」を企業との共同研究開発することにより革新的な医療技術・医療機器の創出を行うための研究開発等を募集します。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp