1月19日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(e-ASIA共同研究プログラム)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成30年4月2日(月)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成30年4月4日(水)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【(a)および(b)】
(a)Lead PIによるe-ASIA JRP事務局への共同研究課題提案書のeメールによる提出
(b)e-Radによる応募書類の提出
―公募概要―
医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(e-ASIA共同研究プログラム)
https://www.amed.go.jp/koubo/03/01/0301B_00014.html
AMED 国際事業部 国際連携研究課
〇研究開発課題
・感染症(Infectious Diseases)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】4年(平成30年度~平成33年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
・がん(Cancer Research)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】4年(平成30年度~平成33年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
≪研究事業と公募の趣旨≫
e-ASIA 共同研究プログラム(略称:e-ASIA JRP)は、東アジア地域における多国間共同研究支援プログラムである。Health Research(感染症・がん)分野では当地域の研究開発力の強化と公衆衛生・医療問題の克服を目的としており、AMEDが日本での資金配分機関となっている。
・感染症(Infectious Diseases)
コレラ、マラリア、結核、エイズ、他の熱帯地域の感染症などを広く対象とし、免疫・感染症分野の基礎及び応用研究を支援することで、感染症の世界的な流行対策にも役立てることを目的とする。e-ASIA JRPはこれまでに、インフルエンザ(H5N1型鳥インフルエンザ含む)、デング熱、マラリア、多剤耐性菌など14の共同研究を支援しており、引き続きこれらの感染症の理解を推進する課題、またとくに新興感染症や再興感染症をアセアン諸国発展の脅威ととらえ、その解決を推進する研究提案を公募する。
・がん(Cancer Research)
東アジア諸国においても、がんの克服はヘルスケア政策の重要な課題である。特に当地域においては、がんの約4分の1は何らかの感染を主因とする。すなわちB・C型肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、ピロリ菌などの感染率の高さが、がん罹患およびがんによる死亡率の高さに影響していると考えられ、こうした地域的背景にも着目した研究課題を支援する。
≪各研究課題の目的と求められる成果、採択条件、提出書類など≫
公募要領の5~7、15~20ページ(https://www.amed.go.jp/content/000027246.pdf)および、日本側応募者用の注意事項として補足公募要領(https://www.amed.go.jp/content/000026924.pdf)に記載されていますので参照して下さい。
本公募は多国間共同研究支援プログラムであり、参加メンバー国3カ国(以上)で組織された3研究チーム(以上)からなるコンソーシアムを形成することが条件となっています。また応募者(日本側研究者)は、(a) Lead PI による e-ASIA JRP 事務局への共同研究課題提案書の eメールによる提出、(b) e-Rad による応募書類の提出の両方が必要となります。
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
応募;e-Radによる申請(所属機関の承認手続きを行うこと)およびe-ASIA JRP事務局へのeメール提出。。
応募受付期間(e-Rad)平成30年1月19日(金) ~ 平成30年4月26日(木)17:00(日本時間)(厳守)
応募受付期間(e-ASIA)平成30年1月19日(金) ~ 平成30年4月26日(木)17:00(タイ時間)(厳守)
書面審査;平成30年5月上旬~6月下旬
採否通知;平成30年10月
研究開始;平成30年11月1日(木)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp