9月12日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年10月13日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年10月16日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
http://www.amed.go.jp/koubo/030120170612.html
AMED 国際事業部 国際連携研究課
【研究分野と課題】感染症分野「開発途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究」
【応募受付期間】平成29年9月12日(火)~平成29年10月30日(月)正午(厳守)
【補助事業費の規模】1課題あたり3.5千万円程度/年(間接経費を含む)別途JICAよりODA技術協力経費6千万円程度/年、計1課題あたり1.0億円程度/年
【研究予定期間】最長5年(1年間の暫定期間を含み平成30~35年度)
【採択課題予定数】2課題程度
≪研究開発の背景と目的≫
HIV/エイズ、エボラ出血熱、マラリア、デング熱、結核、高病原性鳥インフルエンザ、狂犬病、カ ルバぺネムやコリスチンなどの薬剤耐性菌などの新興・再興感染症は、開発途上国において健康への脅威となるだけでなく、社会・経済開発への重大な阻害要因の一つとなっている。各国間での人と物の往来が頻繁になっている現在、問題は開発途上国のみの問題に留まらない。国境を越えて迅速に伝播しうる感染症に関する国際協力を強化することが求められている。感染症領域における地球規模課題解決のための研究開発として、例えば以下の取組が挙げられる。
① 高病原性鳥インフルエンザ、狂犬病などの人獣共通感染症に関する研究開発
② HIV/エイズ、エボラ出血熱、マラリア等の原虫及び寄生虫、デング熱、結核、カルバぺネムやコリスチ
ンなどの抗菌薬耐性菌等の新興・再興感染症の疫学、診断、予防、治療等に関する研究開発
本プログラムではAMEDとJICAが協力し、地球規模課題の解決及び科学技術の向上に資するとともに、開発途上国における課題解決のための研究開発の実施、及び研究者の能力向上に対するニーズが高く、かつ共同研究の成果を当該開発途上国はじめ広く国際社会に還元する将来構想を有する研究課題を募集する。日本からの単なる技術の移転・知識の提供等の、共同研究を伴わない課題や科学技術の発展に寄与しない単なる調査等、成果が一国にしか還元できない研究等は対象外とする。本プログラムでは、治験等及び医療行為を含む共同研究は対象とはしない。
【本公募はAMEDの通常の研究公募課題とは異なる条件が多く設けられており、JICA ODAプロジェクトとの関係、本プログラムの対象国、応募に際しての留意事項、提出書類(英文)、採択条件、審査の方法と重視する事項等、の説明が公募要領に記載されていますのでご参照下さい。】http://www.amed.go.jp/content/files/jp/koubo/030120170612_kouboyoryo.pdf
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
e-Radによる申請。研究開発代表者の所属機関の承認を受けること。
応募受付期間;平成29年9月12日(火)~平成29年10月30日(月)正午(厳守)
書面審査;平成30年2月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年2~3月
採否通知;平成30年5月中旬
研究開始;平成30年6月中旬
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp