7月26日付で平成29年度 日本医療研究開発機構(AMED)「未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年8月10日(木)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年8月14日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業・3次公募
http://www.amed.go.jp/koubo/060120170726.html
AMED 創薬戦略部 医薬品研究課
〇研究開発課題1
「バイオロジカルシーズ探索ユニットの支援機能強化と高度化」(探索的な薬物動態及び安全性などの非臨床評価基盤の整備)
【補助事業費】1課題あたり3千万円程度/年度(一般管理費10%以内を含む)
【研究予定期間】5年間(平成29~33年度)
【採択課題予定数】0~3件程度
【応募受付期間】平成29年7月26日(水)~平成29年8月24日(木)13時(厳守)
≪研究事業の目標≫
本事業では、アカデミアの基礎研究の中から医薬品等として有望なシーズを選定し、本事業内のユニットとの連携や創薬支援ネットワークの活用等により創薬支援を行っている。本事業の5つのユニット、プラットフォーム機能最適化ユニット、構造解析ユニット、ケミカルシーズ・リード探索ユニット、バイオロジカルシーズ探索ユニット、インシリコユニットのうち、今回の3次公募では、バイオロジカルシーズ探索ユニットの支援機能強化と高度化のための研究課題を公募する。
(事業ホームページ;http://www.amed.go.jp/program/list/06/01/001.html)
〇研究開発課題1
アカデミア創薬の支援基盤におけるバイオロジカルシーズ探索ユニットの機能として、シーズ(医薬品候補化合物)の峻別を効率的に進めるために、有効性の評価だけでなく、薬物動態
や安全性などを併せて評価することが重要であり、これらの評価を適時に実施するためにはアカデミアによる薬物動態及び安全性評価機能の強化・拡充及び実践的な専門人材の育成が急務となっている。また、アカデミア発のシーズ(医薬品候補化合物)の迅速な企業導出を実現するためには、企業のニーズに合致したnon-GLP グレードの探索的な非臨床評価データの取得が必要である。本公募では、in vitro 評価やin vivo 評価による上記の非臨床評価データの取得・解析の実施とともに当該技術の開発を実施できる課題を公募する。
≪求められる成果の例≫
本研究開発課題により「バイオロジカルシーズ探索ユニット」において達成される「支援」と「高度化」の例は以下のとおり。
(ア)支援
・ げっ歯類等の動物を用いた薬物動態試験(ラットPK 試験など)の実施。
・ げっ歯類等の動物を用いた安全性試験(ラット単回投与毒性試験、ラット反復投与毒性試験など)の実
施。
・培養細胞等を用いた薬物動態試験や安全性試験(細胞膜透過性試験、代謝安定性試験、CYP 阻害試験、
hERG 試験、AMES 試験、小核試験など)の実施。
(イ) 高度化
・(ア)の支援を効率的・高精度に遂行するための技術の更なる拡充、改良。
≪応募用件≫
応募に当たって、以下の要件を満たすことが望ましい。
・ in vivo 評価に用いる実験動物が適切な設備・環境条件の下で、必要な健康管理が行われ、安寧な状況で
飼育されていること。
・in vivo 評価を実施する機関が「実験動物委員会」等を設置し、「動物実験等の実施に関する基本指針」
を遵守できること。
・外部研究者に対する支援を十分に実施できること。
・外部研究者に対して科学的見地に基づいたコンサルティングや助言を十分に実施できること。
・上記の支援を行うための十分な知識と経験豊かな人材を有していること。
・既存の評価法に優る、若しくは代替可能な新規な評価法を開発できること。
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年7月26日(水)~平成29年8月24日(木)13時(厳守)
書面審査;平成29年8月下旬~9月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成29年9月上旬~中旬
採否通知;平成29年9月下旬
研究開始;平成29年10月上旬
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp