6月6日付で平成29年度 日本医療研究開発機構(AMED)「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年6月21日(水)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年6月23日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【郵送】
―公募概要―
創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業
http://www.amed.go.jp/koubo/060020170606.html
AMED 創薬支援戦略部
【課題】
「創薬支援推進ユニット」の整備
【事業費】
1ユニットあたり年間1~3千万円程度(一般管理費を含む。事業費はユニット整備及び調査研究の実
施に必要な経費とし、第三者による客観的試験等の費用は別途必要に応じて追加交付する)
【実施予定期間】
最長5年(平成29~33年度)
【採択ユニット予定数】
1~6件程度
【応募受付期間】
平成29年6月6日(火)~平成29年7月5日(水)正午(厳守)
【事業の目標】
本事業では、創薬支援ネットワークの取組を促進するとともに、創薬研究の推進に資する貴重な民間リソースやARO 機能等を有機的に結びつけて、創薬支援ネットワーク機能の更なる強化、ひいてはオールジャパンでの医薬品創出の推進力を強化するために、「創薬支援推進ユニット」を整備し、創薬シーズ実用化支援基盤の構築を行う。これにより、画期的新薬の創出に向けた研究開発を加速し、アカデミア発創薬シーズの実用化における成功確率を向上させるとともに、オールジャパンでの創薬研究推進に寄与することを目的とする。
【事業の内容】
創薬支援ネットワークの機能を強化するため、「創薬支援推進ユニット」は、第三者による客観的
試験等を通じた主薬効や安全性等に関する信頼性の高いデータの取得、複数の被検物質を調整して医
薬品候補となる物質を特定するスクリーニング段階の加速化のほか、医療系ベンチャーの育成に資す
る環境の整備・充実など、AMEDの指示の下で、アカデミア発創薬シーズの実用化を加速するために
AMEDが必要と考える各種業務を担当します。「創薬支援推進ユニット」の業務の例は以下のとお
り。
(ア) 創薬コンセプトの検証、薬効データの再現性確認等各種試験のほか、フィージビリティ・スタディ
等を実施し、医薬品としての開発可能性を評価するためのデータの収集
(イ) 創薬シーズの評価やデータパッケージの構築に必要な非臨床データ(GLP データ)の取得
(ウ) バイオ医薬品の製造可能性に向けたプロセス開発等の実施及び評価のための予備検討
(エ) 次世代ワクチン・遺伝子治療用等の革新的医薬品の開発支援や医療系ベンチャーの育成に資する環
境整備等
(オ) 創薬研究やレギュラトリーサイエンス研究成果の国際発信並びに調査研究等
【留意事項】
・本事業は、各ユニットの特徴を生かして、AMED の指示の下、オールジャパンで創薬研究の推進
を図るものであり、単に個別研究テーマについて試験データを取得することを目的とした提案や既
に実施している個別研究の高度化を目的とした提案については、対象外である点に留意すること。
・ユニットが行う創薬やレギュラトリーサイエンス研究等成果の国際共有推進に当たっては、国際雑
誌出版社等との密接な連携のもと、当該成果を効果的に国際共有するための具体的戦略を立案する
ことが求められる。
・提案書作成に当たっては、事業期間全体の目標を達成するためのスケジュール(年度計画)を可能
な限り具体的に記載すること。
・ユニットはAMED と十分な協議のうえ、業務を遂行することとし、本要項に掲げる事項の他必要
な事項については、採択後にAMED と協議することに留意すること。
【応募~採択の手続きとスケジュール】
提案書類の郵送による申請。
応募受付期間;平成29年6月6日(火)~平成29年7月5日(水)正午(厳守)
書面審査;平成29年7月上旬~中旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成29年7月中旬~下旬
採否通知;平成29年7月下旬~8月上旬
事業開始;平成29年8月中旬
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp