6月27日付で平成29年度 日本医療研究開発機構(AMED)「臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年7月11日(火)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年7月14日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業
http://www.amed.go.jp/koubo/050120170627.html
AMED 臨床研究・治験基盤事業部 臨床研究課
〇研究開発課題1
ICT技術や人工知能(AI)等による利活用を見据えた、診療画像等データベース基盤構築に関する研究
【研究費の規模】1課題あたり年間1.5億円程度(間接経費を含む)
【研究予定期間】最長3年度(平成29~31年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
【応募受付期間】平成29年6月27日(火)~平成29年7月27日(木)正午(厳守)
≪研究事業の目標≫
本事業は、我が国の医療の質向上・均てん化・診療支援、及び日本発の医療技術の臨床開発に必要なエビデンスを提供するため、臨床研究等にかかるICTに関する先端的技術を有する機関に対して、臨床研究等のICT基盤構築に関する研究を委託するものです。
本公募では、既存の研究課題と密に連携を取り、各画像データベースの完成度を高め、データベース間連携及びAI活用研究の実装に繋げるような研究課題を求めます。これまでに、AMEDにおける診療画像データベース基盤構築に関する研究として、平成28年度「医療のデジタル革命実現プロジェクト」【臨床研究等ICT基盤構築研究事業(2次公募)】において、3課題が採択され、今年度中に画像等データベースの構築・拡大を行い、同時に各種連携の課題を抽出することとされていますが、一方で世界的なAI開発競争の状況を踏まえ、AI活用の検討を加速することが求められています。(事業ホームページ;http://www.amed.go.jp/program/list/05/01/052.html)
〇研究開発課題1
医療分野における人工知能(AI)等の開発は、自律的・継続的な仕組みによる、信頼性と質が担保された大量の医療情報の収集が鍵であります。本公募テーマでは、ICT技術を用いて、悉皆性をもって画像データや診療情報を収集する基盤を構築し、蓄積されたデータから医療の質の向上につながるエビデンスやサービスを創出し、データ収集のインセンティブを確保することに加えて、収集された診療画像等ビッグデータを2次利用した人工知能(AI)等の開発にも結びつけること等を目標とします。
≪求められる成果≫
〇研究開発課題1
① 全国展開を見据えた上で下記に示す体制及び基盤を整備するための方策を研究し、その実践を通じて質
の担保された大量の医療画像データ等の収集を行うこと。
・ 医療分野における人工知能(AI)の利活用を促進するため、その利活用が見込まれる医療データを
効果的・効率的に収集できる体制。
・ 医療の質の向上や臨床研究の推進にもつながるよう、診療画像データとそれに付随する医療情報等
を、悉皆性を持って自動的に収集するシステム基盤
② 収集したデータをもとに人工知能(AI)等の研究開発を行い、将来の普及を見据えつつ、少なくとも特定
の分野において実用可能なレベルまで性能を高めた、診療支援ソフトや診療補助システムのプロトタイ
プを提案すること。
≪採択条件、留意事項、提出書類≫
詳細な説明が公募要領に記載されていますので参照して下さい。(http://www.amed.go.jp/content/files/jp/koubo/050120170627_kouboyoryo.pdf)
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年6月27日(火)~平成29年7月27日(木)正午(厳守)
書面審査;平成29年7月下旬~8月下旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成29年8月29日(火)
採否通知;平成29年9月上旬
研究開始;平成29年10月1日(日)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp