2017/06/21
信濃町地区研究者各位
信濃町キャンパス 学術研究支援課
6月20日付で平成29年度 日本医療研究開発機構(AMED)「ナショナルバイオリソースプロジェクト(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年6月30日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年7月3日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
ナショナルバイオリソースプロジェクト
http://www.amed.go.jp/koubo/040120170614.html
AMED 基盤研究事業部 バイオバンク課
〇研究開発課題1
ゲノム情報等整備プログラム
【研究費の規模】1課題あたり年間0.5~1千万円程度(一般管理費を含む)
【研究予定期間】1年度(平成29年度)
【採択課題予定数】0~3課題程度
【応募受付期間】平成29年6月20日(火)~平成29年7月13日(木)正午(厳守)
〇研究開発課題2
基盤技術整備プログラム
【研究費の規模】1課題あたり年間0.5~1千万円程度(一般管理費を含む)
【研究予定期間】2年度(平成29~30年度)
【採択課題予定数】0~3課題程度
【応募受付期間】平成29年6月20日(火)~平成29年7月13日(木)正午(厳守)
≪研究事業の目標≫
ナショナルバイオリソースプロジェクト(以下、NBRP)は、ライフサイエンス研究基盤として、モデル生物等のバイオリソースの整備を行うとともにその利活用を推進するものです。ライフサイエンス研究の基礎・基盤となる重要な生物種等であって、日本独自の優れたバイオリソースとなる可能性を有する生物種等について、中核的拠点に戦略的に収集・保存し、研究機関に提供します。更に、品質管理技術や保存技術等の開発、ゲノム等解析によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行います。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化します。
NBRPでは、上記の目的に適った収集・保存・提供や技術開発等を行うため、(1)中核的拠点整備プログラム、(2)情報センター整備プログラム、(3)ゲノム情報等整備プログラム、(4)基盤技術整備プログラムの4つのプログラムを設け、各プログラムが連携を図りつつ実施されています。 (事業ホームページ;http://www.amed.go.jp/program/list/04/01/043.html)
〇研究開発課題1
ゲノム情報等整備プログラムでは、バイオリソースのゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報を解析することにより、バイオリソースの付加価値を高め、日本のバイオリソースの独自性・先導性を高めることを目的としてゲノム解析等を行うものです。本プログラムは、中核的拠点整備プログラムにおいて選定された生物種等を対象とし、NBRPが収集・保存・提供するバイオリソースについて、さらに質を向上させ世界最高水準の優れたバイオリソースとするため、系統・特性情報、ゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報等を整備する中核的拠点整備プログラムでます。ただし、標準的な系統(性質が十分に解析されており、実験使用に当たって再現性が保証されているもの)の全ゲノム配列の決定及びリシーケンスを対象とし、cDNAライブラリー等の整備は対象外となります。なお、標準的な系統の全ゲノム配列の決定が終了している場合は、それに類する重要な系統も対象とします。
〇研究開発課題2
基盤技術整備プログラムでは、バイオリソースの品質管理や保存技術の向上等が、NBRPの質を向上させるために重要であることから、バイオリソースの収集、増殖、品質管理、保存、提供等に係わる技術開発や付加価値向上を行うものです。本プログラムは、中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象にします。
≪求められる成果≫
〇研究開発課題1
本プログラムでは、以下の(ア)~(ウ)のすべてについて、当該課題の実施期間内に具体的な成果が得られること(公募概要の45ページ「ゲノム情報等整備プログラム業務の流れ」を参照)。
(ア)NBRPに貢献するために、本プログラムにより産出された情報を当該生物種等の中核的拠点及び情報
センターに速やかに提供するとともに、当該課題終了後、原則として1年以内(平成31年3月31日ま
で)に中核的拠点及び情報センターを通じて公開し、研究者コミュニティに速やかにかつ円滑に提供
すること。
(イ)バイオリソースの独自性の確保及び先導的情報の整備を目的とする課題においては、利用される研究
分野及び利用されるバイオリソースの系統数等の具体的な数量が明らかなこと。
(ウ)ゲノム解析等の実施に当たっては、優れたゲノム解析能力と精度及び解析数の費用対効果について十
分な実績があり、体制・設備が既に整備されていること。
〇研究開発課題2
本プログラムにより整備される体制や基盤技術を当該生物種等の中核的拠点並びに他のNBRPの関連機関に速やかに提供されることを要件とし、当該課題の実施期間内に具体的な成果が得られること。
≪採択条件、留意事項、提出書類≫
各課題について説明が公募要領に記載されていますので参照して下さい。
(http://www.amed.go.jp/content/files/jp/koubo/040120170614_kouboyoryo.pdf)
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
e-Radによる申請。国内の大学、研究開発機関、企業などの機関による応募。
応募受付期間;平成29年6月20日(火)~平成29年7月13日(木)正午(厳守)
書面審査;平成29年7月中旬
ヒアリング審査(必要に応じて実施);平成29年8月下旬採否通知
採用通知;平成29年9月上旬
研究開始;平成29年10月2日(月)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当