9月1日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「『創薬基盤推進研究事業』に係る産学官創薬研究GAPFREE2」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年9月21日(水)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年9月23日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad及び郵送】(※個別疾患研究については、別紙「宣誓書」のみe-Radにアップすると共に、原本をAMEDに送付 10/6(木)当日消印有効)
創薬基盤推進研究事業(平成28年度 3次公募)
http://www.amed.go.jp/koubo/010120160526.html
【受付期間】平成28年9月1日~平成28年10月6日(木)正午 (厳守)
<GAPFREE2 個別疾患研究>
【研究開発費の規模】
AMED拠出分:1課題あたり6000万円/年 (間接経費を含む)
企業拠出分:1課題あたり4000万円/年(間接経費なし)
【研究開発期間】最長5年度(平成28~32年度)
【採択課題予定数】合計0-3課題程度
【目的】
①アカデミアにあっては、既存薬をツール化合物として用いた介入試験をキックオフとして創薬研究を実施し、②参画する製薬企業(以下「参画企業」という。)にあっては、介入試験により得られた試験データ及び臨床検体並びにアカデミアによる創薬研究の成果を活用して、革新的医薬品(新有効成分含有医薬品)の研究開発につなげることを目的とする。
【研究内容】
① アカデミア
ア 介入試験の実施
動物実験や経験・疫学的見地により有効性が知られている既存薬をツール化合物として、これを用いた介入試験を実施
イ 臨床検体の収集
介入試験を通して、臨床情報の付随した臨床検体を収集
ウ 創薬基礎・応用研究の実施
介入試験により得られた試験データ、臨床検体等を活用して、創薬基礎・応用研究を実施
エ 介入試験データ及び臨床検体の提供
介入試験により得られた試験データ及び臨床検体の一部について、参画企業へ提供
② 参画企業
オ 自社研究
提供された試験データ、臨床検体等を活用して、創薬基礎・応用研究を実施
【研究体制】
① アカデミア
【研究内容】①の研究を実施できる研究体制を構築する。なお、介入試験は多施設共同試験として実施しても差し支えない。
② 参画企業
複数の製薬企業等が協同して、1つの疾患領域に参画することができる。ただし、この場合、【研究内容】②オの自社研究及びそれによる知的財産権等の取扱い並びに参画企業拠出分の研究費の按分等について、協同した参画企業間で取り決めておく必要がある。
また、同一の製薬企業又は協同した複数の製薬企業等が、複数の疾患領域に参画することもできる。
<GAPFREE2 調査研究>
【研究開発費の規模】1課題あたり500万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】最長5年度(平成28~32年度)
【採択課題予定数】合計0-1課題程度
【目的】
薬品開発を目指して臨床検体にアクセスする研究における国内外の産学官共同創薬研究の手法についてその現状や問題点を調査し、産学官共同創薬研究を効果的かつ効率的に推進していくための連携体制のあり方について提案し、GAPFREE2採択課題にフィードバックするほか、我が国における効果的かつ効率的な産学官連携の枠組みの構築と活用につなげる。
【求められる成果】
内外の産学官共同創薬研究の現状や産学官連携の実態を調査し、その手法、研究資金、人員、研究成果の取り扱いなどの問題点について調査し、国内外の現状調査結果や多国籍間比較分析結果等を含めまとめ、産学官連携や制度上の注意点を整理し、解決策を提言することが求められる。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp