7月1日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年7月15日(金)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年7月19日(火)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
臨床ゲノム情報統合データベース整備事業(2次公募)
http://www.amed.go.jp/koubo/040120160701.html
【公募期間】平成28年7月1日~平成28年7月29日(金)(正午)厳守
※7月29日は学術研究支援課閉室のため、7月28日(木)正午までに手続きを完了させてください。
【事業の目標】
本事業第1次公募※において整備される難病・がん・感染症・認知症等の疾患分野におけるデータストレージ等から供出されたゲノム情報および臨床情報を統合して管理・公開し、加えてデータの妥当性検証やエビデンスレベルの設定等を行います。
臨床現場で利活用されるデータベースを整備することで、医療現場においてゲノム医療を実装する基盤を構築することを目標とする。
※本事業第1次公募に関してはAMED公募説明ページを参照
http://www.amed.go.jp/koubo/040120160422-02.html
【研究開発費の規模】5000万円~4億円/年程度(間接経費含む)
【研究開発実施期間】5年度(平成28年度~平成32年度)
【採択課題予定数】1-5課題程度
【公募研究開発課題名】臨床ゲノム情報統合データベースの整備に関わる研究
【目的】
我が国の臨床現場で検証され臨床的意義づけのなされた「臨床現場で利用可能な疾患関連遺伝子の知識データベース」の構築および運用を実施する。具体的には、第1次公募で整備された疾患毎の臨床ゲノムデータストレージをはじめとする、種々の疾患領域からのゲノム情報および臨床情報の一体的な集約および公開、ゲノム情報およびその臨床的意義付けに対する標準化や品質管理、他データベースとの有機的な連携や相互利用等の機能を担うこととし、本データベースの継続的な運用をもってゲノム医療の実装(診断、治療及び予防)を推進する。
【求められる成果】
本研究開発課題の実施にあたり、以下の4つの成果を求めることとする。
① ゲノム情報・臨床情報の統合データベース構築
疾患領域研究班等から供出されたゲノム情報及び臨床情報の収集や管理/ゲノム医療を担う医療従事者からのアクセスに対応可能なインターフェース構築
② ゲノム情報およびその臨床的意義付けに対する標準化と品質管理
各疾患ドメインの専門家に対する調整機能/ゲノム情報の臨床的意義付けに関する検証/信頼性区分(レーティング)付け等
③ 他データベースとの有機的な連携や相互利用
本邦における臨床報告データベース・ゲノムデータベースとの連携/国内外のゲノムデータベース(米国ClinVar 等)との相互利用等
④ 継続的なゲノム医療実施体制の構築
ゲノム医療を担う人材の育成/継続的なゲノムデータベースの運用等
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp