6月8日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「ナショナルバイオリソースプロジェクト」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年6月21日(火)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年6月24日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 分担機関がある場合は、参画機関長の承諾書が必要となります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)利活用研究事業(2次公募)
http://www.amed.go.jp/koubo/050120160608-03.html
―公募概要―
【公募期間】平成28年6月8日~平成28年7月5日(火)(正午)
<公募テーマ(1)>
PHRにおける本人による同意や、同意に基づくデータ管理のあり方に関する調査研究
研究費の規模: 1課題あたり最大1000万円/年(間接経費を含む)
研究実施予定期間:1年間 (平成 28 年度)
採択課題予定数: 1課題程度
目標:
PHRの機能の中で重要な事項の一つである本人同意に基づく利活用の確保に関し、セキュリティを確保しつつも効率的で利便性の高い本人同意や、同意に基づくデータ管理のあり方について、現下の技術動向などに照らした現状や課題、PHRを実現するために必要な技術的方策等を調査し、患者と医療従事者等の両者からICTを利用して認証を行うなど、セキュリティを確保した仕組みについて、実証を行い、その課題を明らかにする。
<公募テーマ(2)>
臨床及び臨床研究の充実のための本人に関する多種多様な情報のデジタル化・ネットワーク化及び統合的な利活用を可能とする基盤的技術に関する研究
研究費の規模: 1課題あたり最大2億5000万円/年(間接経費を含む)
研究実施予定期間:最長3年間 (平成 28 年度~平成30年度)
採択課題予定数: 1課題程度
目標:
臨床及び臨床研究のためのデータ利活用基盤として充実を図る観点から、実際の医療機関等 やデータ活用事業者の協力を得ながら、十分なセキュリティを確保しながら効率的で利便性の高い本人同意・データ管理の仕組みや、本人の生活情報や問診情報など現在デジタルデータとして扱われることが必ずしも多くないものも含め、多種多様なデータを取り扱うことが可能なデータ加工・変換技術等、本人に関する多種多様な情報のデジタル化・ネットワーク化及び統合的な利活用(臨床及び臨床研究のほか、データ分析結果等を第三者に提供する二次利用も含む。)を実現する汎用的なネットワークシステムモデルを確立する。さらに自立運営による事業化を目指し、他の診療データの収集・利活用を行う事業等とも互換性のある仕組み作りを行う。また、収集したデータを基にして、データの試行的分析にも着手するとともに、臨床研究に応用するに当たっての課題整理等を行う。
【各公募テーマの課題の採択条件】については、公募要領p4-p5を参照。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp