6月8日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「ナショナルバイオリソースプロジェクト」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年6月16日(木)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年6月17日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 共同で研究を実施する場合は、共同機関の承諾書が必要となります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
ナショナルバイオリソースプロジェクト
http://www.amed.go.jp/koubo/040120160608.html
―公募概要―
【公募期間】平成28年6月8日~平成28年6月30日(木)(正午)
【事業概要】
ナショナルバイオリソースプロジェクト(以下「NBRP」という)は、ライフサイエンス研究の基礎・基盤となるバイオリソース(動物、植物等)について収集・保存・提供を行うとともに、バイオリソースの質の向上を目指し、保存技術等の開発、ゲノム等解析によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行うものである。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化することとしている。
NBRPでは、上記の目的に適った収集・保存・提供や技術開発等を行うため、(1)中核的拠点整備プログラム、(2)情報センター整備プログラム、(3)ゲノム情報等整備プログラム、(4)基盤技術整備プログラムの4つのプログラムを設け、各プログラムが連携を図りつつ実施することとしている。今回は、(2)(3)(4)を公募する。
<ゲノム情報等整備プログラム>
この事業はバイオリソースのゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報を解析することにより、バイオリソースの付加価値を高め、我が国のバイオリソースの独自性・先導性を高めることを目的としてゲノム解析等を行うものである。本プログラムは、中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象にする。
【研究開発実施期間】1年度(平成28年度)
【研究開発費の規模】 1課題あたり1000万円程度/年
【採択課題数】4課題程度
<基盤技術整備プログラム>
今年度は、本プログラムの一環として、NBRPにおいて多くの動物リソースを提供していることを踏まえ、大学や研究機関等における動物実験の適正な実施に資するため、外部検証促進のための人材育成等について公募する。
【研究開発実施期間】1年度(平成28年度)
【研究開発費の規模】 1課題あたり500~1500万円程度/年
【採択課題数】数課題程度
<情報センター整備プログラム 外部検証促進のための人材育成>
この事業は、バイオリソースの品質管理や保存技術の向上等が、NBRPの質を向上させるために重要であることから、バイオリソースの収集、増殖、品質管理、保存、提供等に係わる技術開発や付加価値向上を行うものである。
今般AMEDでは、遺伝子治療による革新的な治療等の開発を加速させるため、NBRPとの連携を前提とし、集中的に予算配分を行っていくこととなった。今後、関連する事業からゲノム編集されたバイオリソースの寄託の増加が見込まれることから、リソースを受け入れ、また付加価値をつけて提供するための技術整備を本プログラムにおいて行うこととした。
【研究開発実施期間】5年度(平成28年度~平成32年度)
【研究開発費の規模】 1課題あたり1000万円程度/年
【採択課題数】1課題
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp