10月20日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「臨床研究・治験推進研究事業(3次公募)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成28年11月4日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成28年11月7日(月)】
【注意点】
・本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・電子メール(PDF)及び郵送(紙媒体)にて提出。
※詳細は公募要領p15を参照
・機関を対象としての公募であり、申請に当たっては代表機関の長の承認が必要。また複数の研究機関が共同で研究を実施する研究開発提案を提出する場合には、参加する全ての研究機関の長の了承を得ておくこと。
―公募概要―
研究公正高度化モデル開発支援事業
http://www.amed.go.jp/koubo/100120161020.html
【提出期間】平成28年10月20日~平成28年11月18日(金)(当日消印有効)
【事業課題の概要】
プログラム①:研究倫理教育に関するモデル教材・プログラムの開発
本プログラムでは、医療分野における研究倫理教育モデル教材の整備、研究倫理教育におけるモデルカリキュリラムの構築、研究倫理教育上の参照基準(到達レベル)の開発とレベル到達認定等の教育制度構築等の取組を通じて、研究機関等が適宜、最適な教育プログラムや教材の導入を容易に行えるようにするための、研究倫理教育に関するモデルの開発を行う。
プログラム②:研究公正の取組み強化のための調査研究
研究不正の未然防止等、研究公正の向上のための取組の強化に資する、研究公正に関する調査研究を支援する。
【研究費の規模】
プログラム①:上限3,000万円/年・課題(間接経費含む)
プログラム②:上限1,000万円/年・課題(間接経費含む)
※平成28年度は実施期間が短いことを考慮して予算立案
【実施期間】最長3年度 (平成28年度~平成30年度)
【採択予定課題数】
プログラム①:研究倫理教育に関するモデル教材・プログラムの開発 0~8課題程度
内訳(各0~1課題)
1)特定不正行為の防止(研究リーダー対象)
2)研究データの保管・管理(対象指定なし)
3)研究データの信頼性確保(対象指定なし)
4)研究費の不正使用防止(研究リーダー対象)
5)研究倫理審査委員会のコンサルタント
6)研究倫理審査委員会の委員(特に一般の立場の委員
7)臨床研究(複数の立場から考える) 0~1課題程度
8)利益相反管理(研究リーダー対象) 0~1課題程度
上記1)~8)の1項目の提案でも、複数の項目に該当する提案でも構わない。
プログラム②:研究公正の取組み強化のための調査研究 0~3課題程度
内訳(各0~1課題)
1)研究不正関連の調査研究
2)研究費不正関連の調査研究
3)不正に至った要因の心理学的なアプローチ
【実施フェーズ】
プログラム①では下記の1)~4)の各フェーズに取り組む。
1) モデルの開発
2) 開発したモデルの複数機関での試行実施(AMEDのRIOネットワーク※などを利用)
3) モデルの実施結果の評価及びそれを受けての改良
4) 開発したモデルの普及(AMEDのRIOネットワーク利用など)
4)の開発したモデルの普及にあたっては、AMEDのRIOネットワークで情報展開する、ネットワーク参加機関で実施し効果を計るなどの展開をすることを想定している。
具体的には以下の事項を要請することを想定している。
1)本プログラムで得られた研究成果を、RIOネットワークで開催する会議で発表する。
2)本プログラムで得られた研究成果をAMEDと連携して、RIOネットワークに参画する機関を含む幅広い研究機関への無償(または保守・管理の実費程度)での提供等の普及活動を行う。
プログラム②では下記の1)~4)の各フェーズに取り組む。
1)調査研究の実施
2)課題評価委員会への中間報告(平成29年10月頃)
3)追加調査等の実施
4)調査研究結果のRIOネットワークの会議等での報告
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp