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慶應義塾大学 大学院教育改革支援プログラム 創薬に向けた医薬科学を先導する人材の養成
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2009年度サマースクール

 

 

 平成21年8月1日(土)芝共立キャンパス・マルチメディア講堂において、大学院教育改革プログラム(大学院GP)「創薬に向けた医薬科学を先導する人材の養成」のサマースクールが開催された。対象は医学研究科および薬学研究科の修士課程1年生で、約120名の学生および教員が参加した。第1部では、これから本格的な研究活動を開始する修士1年生に対して、先輩にあたる博士課程学生3名が、それぞれの研究成果・進捗状況ばかりでなく研究に対する熱い思いを語りかけ、活発な質疑応答が行われた。自らの体験に基づいた等身大の発表は、修士学生を鼓舞するに十分なメッセージ性の高い内容であった。第2部では、知的財産管理および研究倫理に関する入門講座が、2名の特別講師を招いて行われた。まず、羽鳥賢一先生(慶應義塾大学知的資産センター所長)は、知的財産保護の重要性から説き起こし、大学の研究成果を社会で生かすために必要なポイントを、これから研究を始めようとする学生にもわかりやすくご解説いただいた。最後に、市川家國先生(東海大学医学部教授)は、医学研究における倫理教育の重要性を、ご自身が米国および日本で医学研究の倫理に関するe-Learning教材プログラム(CITI Program)の作成に関与された経験をもとにお話になられた。日米両国での豊かな経験に裏打ちされた先生のお話は、我が国の倫理教育の問題点を洗い出し、医学研究者の「プロフェッショナリズム」のあり方を指摘する内容で、修士課程学生にとって有意義なものであった。スクール終了後の懇親会は、キャンパスの異なる医学研究科と薬学研究科の学生同士が交流する機会となり、様々な情報交換が行われて親睦が深まった。

 

 

  サマースクールポスター

  プログラム 

  当日写真


2009年度活動報告


2009年度研究クラスター


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