慶應義塾大学医学部では開学の祖福澤諭吉の『実学の精神』を重んじ、医学領域の研究でも単なる基礎的な領域の研究のみでなく、将来の臨床応用を見据えたトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)に力を入れています。基礎医学教室、臨床医学教室を問わずこの精神は生かされております。また、医学部設立者である北里柴三郎の教えにあるように、『基礎医学・臨床医学に集うものが一家族のごとく』協力をする体制が整えられ、学内・学外の共同研究が盛んに行われております。