患者さんの社会的背景なども含めた全人的医師の育成を目指し、医学教育統轄センターが中心になって、2006年より生命倫理セミナーを行っております。生命倫理に関係する多彩な顔ぶれの方々をスピーカーとして招き、様々な話題を提供していただいています。生命倫理の問題はなかなか結論の得られないことが多いのですが、常に考える訓練をしておくことが重要と考えています。
生命倫理に関することは臨床の現場だけでなく、研究においても重要な課題です。生命倫理セミナーは医学部学生のみならず、学内の研究者、医師など多くの人に公開されています。
演題 | 「生殖医療が『家族』に与えるインパクト」 |
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演者 | 石原 理 |
所属 | 埼玉医科大学産科婦人科学教室 教授 |
演題 | 「疾病登録の理論と実践ー臨床研究を支えるインフラを学ぶー」 |
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演者 | 吉村 公雄 |
所属 | 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 専任講師 |
演題 | 「子宮移植は可能か?」 |
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演者 | 菅沼 信彦 |
所属 | 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 教授 |
演者 | 木須 伊織 |
所属 | 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 助教 |
演題 | 「緩和ケア ?動向とこれからの方向性?」 |
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演者 | 橋口 さおり |
所属 | 慶應義塾大学医学部麻酔学教室専任講師、緩和ケアセンター長 |
演題 | 「臨床研究と利益相反?適正実施のための基礎知識」 |
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演者 | 栗原 千絵子 |
所属 | (独)放射線医学総合研究所分子イメージング研究センター 主任研究員 |
演題 | 「患者を対象とした研究への信頼を獲得するために」 |
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演者 | 武藤 香織 |
所属 | 東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター 公共政策研究分野 准教授 |
演題 | 「臨床研究の倫理性とは何か」 |
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演者 | 神山 圭介 |
所属 | 慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター特任講師 慶應義塾大学医学部倫理予備審査委員会委員長 |
演題 | 「多能性幹細胞を用いた医学研究の倫理的課題」 |
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演者 | 岡野 栄之 |
所属 | 慶應義塾大学医学部生理学教室 教授 |
演題 | 「遺伝子診断にかかわる倫理的問題」 |
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演者 | 小崎 健次郎 |
所属 | 慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター 教授 |
演題 | 「終末期医療の課題」 |
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演者 | 池上 直己 |
所属 | 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授 |
演題 | 「精神外科の過去と現在『人格改造』はどのような場合に非倫理的となるか」 |
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演者 | 中野(奥野)満里子 |
所属 | The Ohio State University College of Medicine General Internal Medicine The Center for Ethics and HumanValues,The Ohio State University |
演題 | 「被害者の一人として、薬害肝炎検証委員の一人として」 |
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演者 | 坂田 和江 |
所属 | 薬害肝炎九州訴訟原告・薬害肝炎検証委員会委員 |
演題 | 「終末期医療と尊厳死」 |
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演者 | 鈴木 裕也 |
所属 | 埼玉社会保険病院 名誉院長 |