医学部開設100年の伝統をもとに、次の100年へむけて医学を先導し、心ある先端医療を提供する「基礎・臨床一体型医学・医療」の実現を目指しています。
長く役立つ、そして革新的な発見は、基礎医学・臨床医学・社会医学の垣根を越え、また学生やスタッフなど世代や経験の壁を越えて、切磋琢磨しつつも連携できる「共鳴の場」から初めて生まれてきます。慶應義塾大学大学院医学研究科は、歴史と伝統の力を活かしてこのような場を提供することによって、それぞれの分野で国際的に活躍できる人材を育てていきます。
慶應義塾大学医学部は1873(明治6)年創設の「慶應義塾医学所」を経て1920(大正9)年に私学で最初の大学医学部としてスタートし、医学研究科博士課程は1956(昭和31)年4月に新制大学院として開設され、基礎系の3専攻系(生理系、病理系、予防医学系)と臨床系の2専攻系(内科系、外科系)の5専攻により長年運営されてきました。
慶應義塾大学病院と一体化したキャンパスには、医学部の2年生以上と看護医療学部の3年生が学んでいます。校舎は病院を取り巻くように建てられており、早い段階から医療現場を体験し、実際に患者と接しながら学ぶことに重点が置かれています。
医学への真摯な姿勢と、学生としてのキャンパスライフの楽しさ。一見相反するこの二つの生活が、なんの違和感もなく共存するのが、慶應義塾大学医学部の日常です。自由闊達な中に、福澤諭吉の理念である半学半教の精神と文武両道のスポーツマンシップが、キャンパスの雰囲気を構成しています。ここで磨かれる“人間力”こそが最大の財産になるでしょう。
慶應義塾大学医学部は、2017年に開設100年を迎えました。
当時のウェブサイトを一部、アーカイブとして保存しています。
医学部生が学部を代表して広報などの活動を行うことを目的として結成された
慶應医学部スチューデント・アンバサダー(KSAM)のウェブサイトです。