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2-2)平成20年度の取り組み

ブラッシュアップ

平成19年度のKeePadを使用した授業の効果・評価を、使用した教員や授業を受けた学生の意見を分析する。その上で、さらに授業効果を上げる為のKeePad教材を作成する。加えて、今年は新たに完成した新カリキュラムに対応した教材製作も開始する。


さらなる教材の映像化

iPod動画配信教材の作成は、動画映像の作成にも入る。

パーキンソン病、異常な歩行、各種の内科疾患を含めた不随意運動、心エコー検査、心筋梗塞、狭心症などを具体的に理解させる心臓の血管状態、すなわち狭窄、スパスムを容易に理解させる血管撮影画像、ヘリカルCTによる心臓血管画像、腹部内の血管画像などの様々な動きを見せて初めて理解が可能な映像教材作成をめざす。

上部消化管、下部消化管の内視鏡病変の教材、皮膚疾患画像教材、眼底鏡所見の教材などの制作を開始する。


海外講師からのノウハウ収集

引き続き、海外からの講師を招き臨床教育法のデモンストレーションを行うとともに、教師に教え方のノウハウを教えるための映像収集を行う。これまでの取り組みを振り返り、海外でe-Learningを積極的に進めている施設から教師を招聘する。






ワークショップの開催

また、国外での取組みを行っている施設の参加をえて、本取り組みでの経験、有効性を分析しながら、どのようにすると有効なPolling Pad教材、iPod動画配信教材を制作できるか分析してワークショップを開催する。この結果は小冊子にして全国の医学部に配布して取組みの紹介を行う。


利用環境の整備

引き続いて、作成された教材を専用サーバーにストックする試みを続ける。すでに設置されている学内のイントラネットを介して、学生が、授業前後の学習を繰り返し行える環境を見直し必要なPC導入を増加させて、教育環境整備をさらに進める。

Clinical Resources @ Ovidに対応した英語教材の必要なアグリーメントの確保を維持する。引き続き、テキストへのアクセス件を増加させる試みを続ける。



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