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1-4)教育改革への有効性

実現性と有効性

この授業を双方向性にする取り組みは、画像情報の理解が極めて重要な医学教育では、教育効果にもたらすインパクトは計り知れないものがあると考える。

@  Polling Pad、iPod導入による教育の新たな工夫は極めて有効である。これにはそれに適した教材の整備と、この利用による従来の講義形式をactiveかつ双方向性にする工夫は、現に慶應医学部で進めている医学教育改革の目標でもある。

A   症例検討授業の立ち上げ、診断支援ソフト、カリキュラム委員会への自由な教員の参加と発言を促すなど、2年前より教材整備をすでに進めており、このプロジェクトを具体化する実施体制ができあがっている。

B  activeかつ双方向性にする今回の提案するプロジェクトの工夫は、従来の一方向性の授業を根本からかえる効果が期待できる。これは、学生側の意識を改革するだけでなく、教員に対しては如何に有効な授業を展開するかを考える機会を与えることになる。

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