小児科医・産婦人科医育成コース

プログラム内容(2023年度)

2年間を慶應義塾大学病院で研修する小児科医・産婦人科医育成コースです

  
1年次 志望科
(8週)
麻酔科
(4週)
麻酔科での救急部門
(4週)
※1
救急科
(8週)※1
内科
(24週)
2年次 地域
(一般外来
・在宅を
含む)
(4週)
※2
外科
(4週)
精神科
(4週)
交流科
(4週)
志望科
(8週~16週)※3
選択
(16週~24週)※4

(2年次のローテーションは順不同)

※1 救急部門の研修については原則以下の通りとする。

・1年次の救急科12週のうち8週を救急科研修、4週を麻酔科での救急部門の研修とする。

※2 地域医療研修の施設について

・専門診療(例:皮膚科、脳外科、精神科など)に特化する施設においても一般外来研修としての到達目標が達成できる研修内容を行う。それらの施設において地域包括医療や外科的疾患と合わせて、一般的な疾患の診療にて研修できる施設である。

・地域医療研修にて一般外来研修を充足できない場合は、慶應義塾大学病院にて短期間の一般外来研修(内科(総合診療科を含む)・小児科・外科など)ができるように調整する。

・地域医療研修期間中の月~土(14:30までの勤務時間)のうち1~数日の在宅医療研修を行う。

※3 志望科は従来20週を8週~16週とする。

※4 選択科は従来12週を16週~24週とする。

● 志望科(1年次)は、小児科志望者は小児科で、産婦人科志望者は産婦人科で研修を行う。

● 志望科(2年次)は、小児科志望者は小児科・NICU・小児外科で、産婦人科志望者は産婦人科で研修を行う。

● 交流科は、小児科志望者は産科または産婦人科で、産婦人科医志望者は小児科(NICU)で研修を行う。

● 一般外来の研修を行う診療科は、内科(総合診療科を含む)、小児科(慶應義塾大学病院でのみ)、外科および地域医療でも行う。(4週以上)

● 「小児科医・産婦人科医育成コース」は小児科医・産婦人科医を目指す人のためのコースであるが,臨床研修修了後に他の診療科に進むことも許容される

小児科医志望者のモデルコース

1年次
小児科 新鮮な気持ちで小児医療に接します。
(小児)
麻酔科
*1
小児症例を優先的に担当できます。
(小児)
救急科
*1
救急医療における成人と小児の共通点・相違点を学べる研修を計画します。
内科 将来小児科医として接することの多い、思春期・若年成人症例に重点をおいた研修を行えるよう配慮します。
2年次
地域 真のプライマリ・ケアを学びます。
小児科
(大学)
大学病院で小児診療の基礎を十分に習得します。
小児科
(NICU)
希望により市中病院の研修も可能です。
産科 出産を母体側から捉えます。
小児外科 外科研修は小児外科で行います。
精神科 精神・神経科、または小児科(精神保健班)で研修します。
選択
*2
小児科、他科、いずれも4週間を最小単位として選択が可能です。
*1 麻酔科・救急科:新しい基準では救急科12週のうち4週を麻酔科と置き換え可となっており,1年次にその条件を満たしています。
*2 選択:病院長から特別な許可を得て,大学以外の施設(川崎市立川崎病院,横浜市立市民病院など)での研修も可能です。さらに,東京都立小児総合医療センターで研修(小児科,皮膚科など)ができることも,このコースの大きな特徴です。二葉乳児院や島田療養センターの子どもを通じて社会情勢を学ぶことも可能です。

産婦人科医志望者のモデルコース

1年次
産科 初期研修のスタートは産婦人科から。入門段階として、カルテの書き方、診察、検査方法などの初歩から学びます。
婦人科
麻酔科 産科麻酔に必要な硬膜外麻酔を含め、産婦人科医療には麻酔額の知識技能は必須です。
救急科 産婦人科疾患と鑑別診断を含めた総合的救急医療を先端医療現場で学びます。
内科 妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病をはじめ周産期疾患・合併症の管理として欠くことのできない、腎臓・内分泌・代謝内科および循環器内科は必修(8週ずつ)となります。残り8週は呼吸器内科、消化器内科、神経内科、血液内科、リウマチ内科のいずれかになります。
2年次
地域 市中病院や開業医での産婦人科としての地域医療を学びます。
産科
*1
周産期及び生殖医療を学ぶ12週間です。周産期は妊娠分娩管理に加えて、新生児救急としてNICUで4週間研修します。生殖医療は体外受精をはじめ、生殖内分泌、不育症、生殖遺伝などの豊富な専門外来について学ぶ機会を設けています。
NICU
婦人科
*2
国内有数の婦人科がん症例数をもとに、内視鏡を含めた手術を中心とした化学療法・放射線療法などの集学的治療を学ぶほか、最先端の医療技術に触れます。期間内に外科手技の基本を学ぶために4週間外科研修をすることも可能です。
(外科)
精神科 産婦人科の患者さんで精神科と併診となっている方は少なくありません。精神科で心の診療を学ぶ4週間です。
選択 文字通りの自由選択期間です。協力施設である市中病院の産婦人科で研修するもよし、将来投資として漢方医学センター、放射線科などを選択するもよし。当院の全ての科を選択できます。
*1 産科:時間を問わない分娩への対処法を学ぶため,産科当直も行います。
*2 婦人科:期間中,婦人科当直を通じて婦人科救急の対応法も学びます。

小児科医・産婦人科医コース 小児科医・産婦人科医責任者メッセージ

小児科医,産婦人科医となる将来像を見据えて研修を進めよう!

卒後臨床研修センター副センター長 内田浩
コース責任者
卒後臨床研修センター副センター長
内田 浩

卒後臨床研修センター明石 真幸
コース副責任者
卒後臨床研修センター
明石 真幸

小児科医・婦人科医育成コースは,小児科医あるいは産婦人科医を目指す方のための特別なコースです。最大の特色は,優秀な小児科医・産婦人科医を輩出するという社会のニーズに応えるべく,慶應義塾大学病院と本コース独自の協力研修施設(小児科・産婦人科の関連病院・クリニックやこども病院など)が全力を挙げて皆さんの研修を支援する点にあります。様々な場で研修を積むなかで,ロールモデルとなる医師との出会いがきっとあることでしょう。

本学医学部の周産期・小児医療センターでは,女性と子どもの診療に関わる内科系・外科系の診療科が結集して診療チームを形成し,患者さん中心の医療に取り組んでいます。診療科間の良好なコミュニケーションを基盤として,研修医の皆さんにも有機的に連携した研修が提供できます。

患者さんに対する優しい心を持ち,新たなことに挑戦する強い志を抱いている方には,ぜひ小児科医・産婦人科医育成コースで学んでいただきたいと思っています。

研修医メッセージ

こちらをご覧ください。

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