10月14日にARCH Toranomon Hills Incubation Centerにおいて、第8回健康医療ベンチャー大賞 ウェルネスリーグ決勝戦&学生部門2次予選が、10月15日にはGLOBAL LIFESCIENCE HUBにおいて、第8回健康医療ベンチャー大賞 創薬・SaMDリーグ&医療機関リーグ 決勝戦が開催されました。
慶應義塾大学医学部では、健康医療領域のイノベーションを創出し世界に発信する体制を確立すべく 2016 年より毎年、素晴らしいビジネスプランに対して健康医療ベンチャー大賞を授与しています。
健康医療ベンチャー大賞は、今年度で第8回を迎えました。過去7年間で700を超えるチームからの応募があり、過去入賞者は慶應医学部との共同研究、資金調達、医療機器承認取得、海外支社設立などを達成しています。昨年度まで学生部門と社会人部門の2部門で審査を行っていましたが、本年度より事業領域別としてウェルネスリーグ、創薬・SaMDリーグ、医療機関リーグに審査を行う運びとなりました。
なお、ウェルネスリーグにはメインスポンサーとして森ビル株式会社に、創薬・SaMDリーグにはLINK-J・Blockbuster TOKYOに多大なご支援をいただいています。
10月14日の審査会では、ウェルネスリーグ決勝に進出した4チームならびに学生部門2次予選に進出した6チームによるプレゼンテーションが行われました。審査員には伊藤裕教授、渡瀬ひろみ様、青木武士様、鈴木利衣奈様をお招きしました。
10月15日の審査会では、創薬・SaMDリーグ決勝に進出した4チームならびに医療機関リーグ決勝に進出した3チームによるプレゼンテーションが行われました。審査員には中村雅也教授、本郷有克様、永田智也様、高橋俊一様をお招きしました。
どちらもプレゼンテーション時間は5分と短い時間でしたが、活発な質疑応答が行われ、会場は熱気に溢れていました。
今年度のリーグ決勝審査会優勝/学生部門決勝進出者のチーム・提出プランは下記の通りです。
【ウェルネスリーグ】
株式会社デジリハ 岡 勇樹 様「デジタルアートとセンサーを活用した障害児者向けリハビリツール デジリハ」
【創薬・SaMDリーグ】
東京核酸合成株式会社 松井 雅章 様「細胞選択的に細胞内に異物を形成する技術を利用したがん治療薬の開発」
【医療機関リーグ】
日本鋼管病院 渕上 綾子 様「IBD治療を医師と患者さんで共に決めていくための支援アプリ」
【学生部門】
ドルトン東京学園中等部 今井 結菜 様「神社仏閣と通じた身近な心の治療」
産業能率大学経営学部 山崎 美紗 様 「シェアヤ- AYA世代のがんとキャリアの経験談共有サービスを提供するアプリ開発」
Child Play Labo / 慶應義塾大学看護医療学部 猪村 真由 様「入院という時間をちょっと特別にする、小学校向けプログラムAdventure