9月29日(木)、第26回慶應医学賞を受賞されたカリコー・カタリン博士(ハンガリーおよび米国国籍)の功績を広く伝えるハンガリー大使館主催の展示会オープニングセレモニーが、信濃町キャンパスにて開催されました。
セレモニーには、ハンガリーの文化・イノベーション省のチャーク・ヤーノシュ大臣他、ハンガリーからの一行計5名や、パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使、カリコー博士と本展示会にゆかりのある方々が参加しました。
セレモニーの冒頭、伊藤公平慶應義塾長から、義塾への訪問や、展示会に協力できたことへの感謝、カリコー博士やワクチン開発に携わった世界の研究者への賛辞が述べられました。その後、チャーク・ヤーノシュ大臣から、カリコー博士の創造性・人間性に対する称賛とともに、博士の人生やハンガリーの紹介がされ、その功績を通じてハンガリーと、日本や慶應義塾大学との友好関係を深められたことへの喜びが語られました。
セレモニーに先立ち行われた懇談会では、伊藤塾長、医学部の塩見春彦教授、および中原仁教授から慶應義塾について、チャーク・ヤーノシュ大臣からはハンガリーについて紹介がされるとともに、科学技術の振興や研究・高等教育に関する意見交換があり、大いに盛り上がりました。
【カリコー・カタリン展の概要】
会 期:2022年9月21日(水)~ 10月21日(金)(土日祝は閉室)
会 場:信濃町キャンパス(総合医科学研究棟1階 コラボレーションハブ)
開館時間:月~金 9:00-16:30
入 場:無料(どなたでも入場可)
主 催:ハンガリー大使館
協 力:慶應義塾大学医学部
※詳細は医学振興基金Webサイトからご確認ください。
https://www.ms-fund.keio.ac.jp/news/prize/2022/09261627.html