6月30日(日)、7月6日(土)の2日間、慶應義塾大学医学部が主催する「健康医療ベンチャー大賞」のスピンオフ企画として、医療機器アプリ作成コンテスト「Keio Medical App Hackathon(K-MAH)」を、慶應義塾大学信濃町キャンパスと殿町タウンキャンパスにて開催しました。参加者は企業従事者や医療従事者、デザイナー、エンジニア、学生などのメンバーで構成され、6チーム総勢25名が集まり、新規アプリのアイデアを競いました。
信濃町キャンパスで開催した初日は、経済産業省の商務・サービスグループヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室長の富原早夏氏と、株式会社ニューロスペース 代表取締役社長の小林孝徳氏が特別講演を行いました。続いて、参加者はチームに分かれ、新たなアプリ開発に向けての意見を活発に交わしました。
殿町タウンキャンパスで開催した2日目には、参加者がチームに分かれてアプリソフトを考案し、プレゼンテーションを行いました。それぞれに工夫を凝らし、考案したアプリソフトに込めた熱い思いを発表し、優勝を競いました。優勝したのは、歯ぎしりを感知して治療につなげるアプリ「HAAI」を提案したグループで、メンバーの専門性を生かした独創的な取り組みが審査員から評価されました。当日の講演者であり、審査委員も務めた株式会社Save Medical 代表取締役社長の淺野正太郎氏は、「短期間とは思えない新たなアイデアを各チームが提案しており、レベルの高いコンテストでした。」と話し、イベントは盛況のうちに終わりました。
健康医療ベンチャー大賞およびKeio Medical App Hackathon 公式HP
https://www.keio-antre.com/