3月23日(土)信濃町キャンパス北里講堂において、第14回白衣式が挙行されました。
白衣式は、この4月から臨床実習(クリニカル・クラークシップ)に進む新5年生(100回生112名)を対象に、患者さんに対する誠実な心を再認識させ、医師を目指す者としての心構えを新たにするための式典です。
式典では、天谷 雅行 医学部長、北川 雄光 病院長、末松 誠 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)理事長・慶應義塾大学元医学部長、武田 純三 医学部三四会会長から、臨床の現場で実習を開始するにあたり、患者さんの声に耳を傾け深い観察力をもって判断することの大切さが述べられ、医療人としての心得と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。
100回生制作による、各科の教員からのメッセージビデオが披露された後、来賓の方々をはじめ、杉本 なおみ 看護医療学部教授、金澤 秀子 薬学部長、医学部執行部の教員が、学生一人ひとりに白衣を着せていく白衣授与が行われ、プロフェッショナリズムを修得する一環として100回生の学生自らが作成した「誓いの言葉」を斉唱しました。
校内の桜のつぼみが膨らむ中、自分の名前が刻まれた真新しい白衣を着た学生たちは、患者さんへの思いやりと奉仕の精神を持ち、患者さんから信頼される医師を目指し、新たな一歩を踏み出しました。
100回生 誓いの言葉
私たち100回生は、
患者さんのより良い明日へ貢献し、人類奉仕の責任を果たすこと
自分の置かれた環境への感謝を忘れないこと
独立自尊の人として、己の目標に対して真摯に在ること
をここに誓います。