3月24日(土)信濃町キャンパス北里講堂において、第13回白衣式が挙行されました。
白衣式は、この4月から臨床実習(クリニカル・クラークシップ)に進む新5年生(99回生108名)を対象に、患者さんに対する誠実な心を再認識させ、医師を目指す者としての心構えを新たにするための式典です。
式典では、天谷 雅行 医学部長、北川 雄光 病院長、秋山 美紀 慶應義塾大学先端生命研究所「からだ館」プロジェクトリーダー環境情報学部教授、武田 純三 医学部三四会会長から、臨床の現場で実習を開始するにあたり、患者さんの声に耳を傾け深い観察力をもって判断することの大切さが述べられ、医療人としての心得と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。
99回生制作による、各科の教員からのメッセージビデオが披露された後、来賓の方々をはじめ、小松 浩子 看護医療学部教授、金澤 秀子 薬学部長、医学部・病院の執行部の教員が、学生一人ひとりに白衣を着せていく白衣授与が行われ、プロフェッショナリズムを修得する一環として99回生の学生自らが作成した「誓いの言葉」を斉唱しました。
校内の桜のつぼみが膨らむ中、自分の名前が刻まれた真新しい白衣を着た学生たちは、患者さんへの思いやりと奉仕の精神を持ち、患者さんから信頼される医師を目指し、新たな一歩を踏み出しました。
99回生 誓いの言葉
我々99回生は、
医師を目指した初心を胸に刻み、
誠心誠意、患者さんに向き合い、
信頼される医師たる品格を持つことを誓います。
心身共に鍛錬を重ね、
目の前の患者さんのため、まだ見ぬ患者さんのため
日々努力を続けることを誓います。
積極的な自学自習により、
日本・世界をリードする医師・研究者になることを誓います。