2月10日付で平成29年度 日本医療研究開発機構(AMED)「医療分野研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年3月 14日(火)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年3月 17日(金)】
【応募に係る注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 課題管理者が提案書類を提出するに当たっては、実施機関の長の了承をとる。また複数の実施機関が共同で課題を実施する事業提案を提出する場合には、参加する全ての実施機関の長の了承を得る。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad および 郵送】(郵送は3月31日必着)
・代表機関承諾書(様式9)は、公印押印したものをPDFとしてe-Radへ添付
・分担機関は機関の承諾を確認し、様式7上に了承確認のチェックを記入
【提出書類】
・提案書(様式1~8): <e-Rad>PDFファイル <郵送>6部
・開発チーム構成表 : <e-Rad>Excelファイル <郵送>不要
・承諾書(様式9) : <e-Rad>PDFファイル(代表機関のみ)<郵送>不要
―公募概要―
平成29年度 医療分野研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラム
http://www.amed.go.jp/koubo/020120170123.html
【受付期間】平成29年2月10日~平成29年3月29日(水)12:00 (厳守)
※送付物については平成29年3月31日(金)必着
【本プログラムの概要】
本プログラムは、新しい原理や革新度の高い「技術シーズ」を核とし、新たな治療方法・予防方法・診断方法の創出につながる要素技術・機器及びシステムの開発を支援する。大学等の「技術シーズ」を発掘し、大学等・企業・医療現場の連携を通じて、医療機器等や分析計測機器の研究開発を担い、医療イノベーション創出を 目指す。生み出された成果は、将来的に医療機器等や分析計測機器として製品化され、医療現場での普及、国内外の市場獲得に着実につなげることを目指す。
【チーム構成】産と学が連携し、かつ医師(臨床医)が参画した開発チームを編成
※若手研究者の応募を推奨
<要素技術開発タイプ>
【開発内容】要素技術の原理確認
・ヒトやヒト由来サンプルを用いて原理確認
・次フェーズで開発するプロト タイプ機の性能仕様を見定める
【開発期間】2年8ヶ月以内 (平成29年8月1日開発開始予定)
【開発費】2000万円程度/年(直接経費)(間接経費は直接経費の30%を上限として追加で充当)
【採択課題数】5~10課題
<先端機器開発タイプ>
【開発内容】原理実証プロトタイプ機の性能確認
・ヒトやヒト由来サンプル、臨床サンプルを 用いて開発機器の性能確認
・課題終了後に臨床現場での評価を開始する 計画を見定める
【研究期間】3年8ヶ月以内 (平成29年8月1日開発開始予定)
【開発費】5000万円程度/年(直接経費)(間接経費は直接経費の30%を上限として追加で充当)
【採択課題数】数課題
【公募内容】
<治療・予防>
「将来の革新的な治療・予防につながる技術・機器及びシステムの開発」
以下のいずれかの内容を公募する。
・ 原理的に新しいコンセプトに基づき、今まで治療・予防できなかった疾患の治療・予防を実現し、また、多くの疾患を対象にすることが期待できるなど波及効果が大きい、治療・予防技術・機器・システムの開発。
・ 革新的な方法により、対象疾患の治療・予防の飛躍的普及を実現させ、日本発の治療・予防技術として世界をリードしていける技術・機器・システムの開発。
・ 革新的な原理等による、医師等にとって取り扱いやすく、あるいは患者にとって負担が軽い (非侵襲、低侵襲等)治療・予防技術・機器・システムの開発。
・ 革新的な原理等による、健康寿命の延長や患者のQOLの飛躍的向上への貢献する新たな治療・ 予防技術・機器・システムの開発。
<診断>
「同定されているターゲット(マーカーや症状)を測定するための診断技術・ 機器及びシステムの開発」
以下のいずれかの内容を公募する。
・ 革新的な原理に基づき、同定されている既知のターゲット(マーカーや症状)を、医師等にとって取り扱いやすく、あるいは患者にとって負担が軽く(非侵襲、低侵襲等)、正確かつ低コストに測定できる診断技術や機器・システムの開発。
・ 特に、アンメット・メディカル・ニーズを満たす(治療満足度が高い)ための診断技術・機器・システム
・ 早期診断、発症前診断が重要となる疾患について、革新的な原理に基づく新たな診断機器・システムを開発・普及させることで、健康長寿の増進と患者の負担軽減や医療費の抑制に貢献する 提案。
<計測分析技術>
「今までに知られていないターゲット(マーカーや症状)を解明するための計測分析技術・機器及びシステムの開発」
以下のいずれかの内容を公募する。
・ 新たな診断・治療・予防技術の創出や、診断・治療・予防技術を飛躍的高度化につなげることを目的とし、今までに知られていないターゲット(マーカーや症状)を探索・解明するための革新的な計測分析技術・機器・システムの開発。
・ 生命システムと各種疾患の本態解明に貢献し、新しいターゲットの探索・発見と同定のための研究に結び付け、新たな診断方法、治療方法や予防法を創出することに貢献する革新的な技術・機器開発の提案。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp