12月1日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「研究データの質向上の指導者育成のためのプログラム開発事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成30年1月5日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成30年1月8日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
研究データの質向上の指導者育成のためのプログラム開発事業
https://www.amed.go.jp/koubo/10/01/1001B_00005.html
AMED 研究公正・法務部
〇研究開発課題Ⅰ
研究データの質向上指導者の育成全体プログラム開発(通論)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間6百万円以下(間接経費を含まず)
【予定期間】最長2年(平成30年度~平成31年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
〇研究開発課題Ⅱ
研究データの質向上指導者の育成各論プログラム①の開発(研究データの記録・解析編)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間3百万円以下(間接経費を含まず)
【予定期間】最長2年(平成30年度~平成31年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題Ⅲ
研究データの質向上指導者の育成各論プログラム②の開発(研究データの品質管理編)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間3百万円以下(間接経費を含まず)
【予定期間】最長2年(平成30年度~平成31年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
≪研究事業の背景と目標≫
国内外の大学、研究機関を対象とした「研究データモニタリング(QC)及び生データの保管に関する調査」の結果、国内の大学・研究機関において研究データの適正管理のガイドラインは整備されているものの、具体的な研究データ管理は研究現場に任されており、その理解や取組には研究機関や研究室間で隔たりのあることが判明しました。特に、生命科学分野の非臨床研究データの管理を現場で適正に指導できる人材の育成が喫緊の課題であることが示唆されました。
本事業の目標は、研究データの質向上の指導者育成プログラムを開発して講習会を開催し、研究データの質向上を指導できる研究者を育成し、その指導者を通じて研究者の研究データ管理能力を上げることにより、研究データの信頼性の向上、更に研究データに関する不正を防止することです。また、研究データの信頼性向上により研究自体の質と価値が向上する事を期待します。
本事業では平成30年度~31年度の2年間で研究データの質および管理を向上するための指導者を育成するための教育講習プログラムを開発します。目指す指導者は生命科学分野の臨床研究を除く非臨床研究における研究データの管理に関して国際水準の知識をを持ち、日常の研究現場で生じる様々な研究データに関する疑問や課題に対して直接研究者から相談を受け適正に指導できる人材です。
≪各公募課題の背景と目標、ならびに求められる成果≫
詳細な説明が公募要領の28~31ページに記載されていますので参照して下さい。(https://www.amed.go.jp/content/000024878.pdf)
≪公募~採択の手続きとスケジュール≫
公募説明会;平成29年12月20日(水)14時30分~15時30分(参加申し込み;12月19日(火)正午までに参加者名(全員)・所属機関名を明記したメールをkouseisoudan@amed.go.jpヘ送信すること。)
応募受付期間;平成29年12月4日(月)~平成30年1月19日(金)正午(厳守)
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
書面審査;平成30年1月中旬~平成30年2月中旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年2月中旬
採否通知;平成30年2月下旬
研究開始;平成30年4月1日
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp