2017/12/21
信濃町地区研究者各位
12月20日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「創薬基盤推進研究事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成30年1月12日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成30年1月15日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
創薬基盤推進研究事業
https://www.amed.go.jp/koubo/06/01/0601B_00015.html
AMED 創薬戦略部 医薬品研究課
分野1.臨床エビデンスに基づいた創薬ターゲット研究
〇研究開発課題1-1
臨床エビデンスに基づいた創薬ターゲット研究
【研究費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年度(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~3課題程度
分野2.革新的創薬関連の技術開発
〇研究開発課題2-1
フロー精密合成を用いた医薬品製造工程の高度化
【研究費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年度(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題2-2
医薬品毒性評価技術の高度化
【研究費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年度(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
分野3.バイオ医薬品等の高度生産技術等に関わる人材育成プログラムの開発
〇研究開発課題3-1
バイオ医薬品等の高度生産技術等に関わる人材育成プログラムの開発
【研究費の規模】1課題あたり年間5百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年度(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
分野4.創薬デザイン技術開発研究
〇研究開発課題4-1-1
バイオ医薬品のデザイン技術開発
【研究費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長5年度(平成30年度~平成34年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題4-1-2
先端的なバイオ医薬品のデザイン技術の高度化・汎用化(若手育成枠)
【研究費の規模】1課題あたり年間5百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長5年度(平成30年度~平成34年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題4-2-1
次世代の低分子医薬品デザイン・スクリーニング技術開発
【研究費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長5年度(平成30年度~平成34年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題4-2-2
最新の構造解析技術を活用した創薬関連タンパクと薬物の相互作用解析手法
【研究費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年度(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
≪研究事業の目標≫
医薬品の創出の迅速化を目指すためには、創薬の基盤を整備し、医薬品の開発過程を迅速化・効率化するための研究の推進が必要であるため、創薬の基盤技術に関する研究を支援することが重要となる。そのため、創薬基盤推進研究事業では創薬の基盤技術に関する研究を実施し、製薬企業において医薬品・医療機器等の開発につながるような成果を出すことを目標とし、本公募では以下の4つの分野について研究開発を実施する。
分野1;床エビデンスに基づく創薬ターゲット研究
既に得られている患者検体・試料や医療情報に基づく創薬ターゲットの研究(リバースドラッグディスカバリー)を通して、創薬の早期の段階における臨床予測性を高め、革新的な医薬品やそのコンパニオン診断薬の開発過程の迅速化・効率化を図る。
分野2;的創薬関連の技術開発
新たな技術革新等を創薬関連技術として取り込み、応用することで、創薬の基盤技術を強化することを目的として、フロー精密合成を用いた医薬品製造工程の高度化研究のほか、医薬品毒性評価技術やADME 特性を向上させる製剤化技術開発を促進する。
分野3;薬品等の高度生産技術等に関わる人材育成プログラム開発
海外で急速に研究が進められている抗体医薬品の連続生産等の高度な生産技術や品質管理手法のほか、遺伝子治療用ウイルスベクター製造技術に関わる人材育成プログラムの整備等を行う。
分野4;創薬デザイン技術開発研究
抗体医薬品といったバイオ医薬品について、構造最適化技術や免疫原性の予測等による医薬品としての能力向上や新規機能の付加など先端的なバイオ医薬品(バイオシミラーを含む)の開発に資するデザイン技術の開発を支援する。また、将来の低分子創薬への回帰「リバースパラダイムシフト」に備え、特異性と活性の両方を備えた次世代の低分子医薬品創出のためのデザイン技術や次世代スクリーニング技術の基盤構築を行う。さらに、創薬デザインの基礎になるタンパクと薬物の相互作用を最新の構造解析技術により解析を行い知見の蓄積を図る。
(事業ホームページ;https://www.amed.go.jp/program/list/06/01/004.html)
≪公募要領≫
公募課題ごとの背景と目的、応募条件、採択条件、留意事項、提出書類など詳細な説明が4~13ページに記載されていますので参照して下さい。(https://www.amed.go.jp/content/000025530.pdf)
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
応募;e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年12月20日(水)~平成30年1月26日(金)正午(厳守)
書面審査;平成30年1月下旬~2月中旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年2月23日(金)、28日(水)
採否通知;平成30年3月下旬
研究開始;平成30年4月上旬