2017/12/18
信濃町地区研究者各位
12月18日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成30年1月19日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成30年1月22日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業
https://www.amed.go.jp/koubo/06/01/0601B_00009.html
AMED 創薬戦略部 医薬品研究課
分野1)革新的中分子創薬技術の開発
〇研究開発課題1-1
中分子製造技術の開発
【研究費の規模】1課題あたり年間350百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
〇研究開発課題1-2
中分子シミュレーション技術の開発
【研究費の規模】1課題あたり年間175~350百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題1-3
先端的な中分子創薬関連技術の開発
【研究費の規模】1課題あたり年間5~25百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~5課題程度
分野2)バイオ医薬品の高度製造技術の開発
〇研究開発課題2-1
高性能な国産細胞株の構築
【研究費の規模】1課題あたり年間100~200百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題2-2
バイオ医薬品連続生産等の基盤技術開発
【研究費の規模】1課題あたり年間650百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
〇研究開発課題2-3
バイオ医薬品製造実証研究
【研究費の規模】1課題あたり年間100~200百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題2-4
連続生産の実用化に向けた品質管理手法研究
【研究費の規模】1課題あたり年間10~20百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
〇研究開発課題2-5
先端的バイオ製造技術開発
【研究費の規模】1課題あたり年間20~100百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】原則3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~5課題程度
≪研究事業の目標≫
本事業では、天然化合物、人工ペプチド、核酸等などの中分子創薬を加速させるために、スクリーニング工程又はリード最適化工程における構造多様性の拡大、構造最適化技術の向上、膜透過性の予測能・標的分子との結合予測能の向上等を実現する基盤技術を開発する。特に、天然化合物については、構造多様性及び生物活性の点で優れているものの、構造が複雑であるために構造変換・誘導体展開が難しく、医薬品開発の上での大きなボトルネックとなっている。そこで、天然化合物の母核改変(ドメイン改変)技術を開発し、飛躍的な構造多様性の拡張を実現させるだけでなく、創薬の成否を握る化学構造最適化に必要な誘導体展開を実現するバイオ合成創薬技術を開発する。また、対象となる中分子化合物の化学構造の多様性は低分子創薬とは比較にならない大規模になるため、実際に合成する前にその薬剤の構造が生体膜を透過して創薬標的への特異的な効果を実現できるか、あらかじめ絞り込むための評価・予測のシミュレーション技術を開発する。
1)革新的中分子創薬技術の開発
中分子化合物のうち、特に、天然化合物の化学構造最適化に必要な誘導体展開を実現するためのバイオ合成創薬技術を開発する。また、中分子化合物が生体膜を透過して創薬標的への特異的な効果を実現できるか、あらかじめ絞り込むための評価・予測のシミュレーション技術の開発を目指す。
2)バイオ医薬品の高度製造技術の開発
高度なバイオ医薬品製造、特に抗体医薬品の連続生産等に関わるアップストリーム(細胞構築、生産)からダウンストリーム(分離精製、品質管理)までの要素技術やそれらをプラットフォームした技術を一貫して開発することにより、バイオ医薬品の連続生産等に関わる基盤技術を国内に確立することを目指す。
≪公募要領≫
応募形態、公募課題ごとの目標、採択条件、留意事項、提出書類など詳細な説明が1~4ページ、7~11ページに記載されていますので参照して下さい。(https://www.amed.go.jp/content/000025680.pdf)
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
公募説明会;平成29年12月20日(水)14:00~16:00、日本橋ライフサイエンスハブ(事前申し込み制、12月19日(火)15:00に申込〆切) https://krs.bz/amed/m?f=407
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年12月18日(月)~平成30年2月5日(月)正午(厳守)
書面審査;平成30年2月上旬~下旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年3月上旬
採否通知;平成30年3月中旬
研究開始;平成30年4月上旬