11月10日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「認知症研究開発事業(1次公募)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年11月28日(火)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年12月1日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
認知症研究開発事業・1次公募
https://www.amed.go.jp/koubo/01/04/0104B_00004.html
AMED 戦略推進部 脳と心の研究課
○研究開発課題1
聴覚障害の補正による認知機能低下の予防効果を検証するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
≪研究事業の背景と目標≫
超高齢化に伴って認知症の人は今後も増加を続けると予測され、その対策はわが国だけでなく世界的に重要な課題です。現時点では簡便かつ侵襲性の低い客観的診断方法が無く、鑑別診断も容易ではなく、治療・予防法等、十分に確立・標準化がなされていません。そこで本事業は、「実態把握」、「予防」、「診断」、「治療」、「ケア」等について、それぞれに重点的な研究を推進しています。
本公募では「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」で掲げられた「認知症をきたす疾患それぞれの病態解明や行動・心理症状(BPSD)をおこすメカニズムの解明」、「認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進」、ならびに「若年性認知症施策の強化」、「多くの情報をビッグデータとして集約・活用し、住民や企業が一体となって地域全体として取組を推進できるようなスキームの開発」の方針に資する研究を推進します。
(事業ホームページ;https://www.amed.go.jp/program/list/01/04/003.html)
≪各研究開発課題の目標と求められる成果、採択条件≫
詳細な説明が公募要領の31~34ページ(https://www.amed.go.jp/content/000004082.pdf)に記載されていますので参照して下さい。
≪応募~採択のスケジュール≫
応募受付期間;平成29年11月10日(金)~平成29年12月12日(火)正午(厳守)
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
書面審査;平成29年12月中旬~平成30年1月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年1月26日(金)
採否通知;平成30年3月上旬
研究開始;平成30年4月1日(日)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp