12月24日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年1月6日(水)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年1月8日(金)】
【注意点】
・本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・提案書の提出方法:【e-radおよび郵送】
「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業
http://www.amed.go.jp/koubo/050120151214.html
—公募概要—
「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業
【受付期間】平成27年12月24日~平成28年1月20日(水)正午 (厳守)
【採択課題予定数】合計13課題程度
【公募課題(7課題)】
1.漢方に関する科学的知見を創出するための研究
2.鍼灸に関する科学的知見を創出するための研究
3.漢方及び鍼灸を除く各種療法に関する科学的知見を創出するための研究
4.「統合医療」に関する科学的知見を創出するための安全性・有効性等の評価手法に関する研究
5.「統合医療」についての、患者・国民及び医師の適切な選択に資するような情報発信のあり方についての研究
6.「統合医療」の各種療法について、国内外での利用実態や健康被害の状況などの実態把握に関する研究
7.「統合医療」の国際標準化などの基盤整備に関する研究
【提出書類】
・研究開発提案書(様式1)
・承諾書(様式2)
<各公募課題の詳細(採択条件等の詳細は公募要領p55-p61を参照>
1.漢方に関する科学的知見を創出するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限500万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】2課題程度
【目標】
統合医療における漢方に関して、特に安全性・有効性等の観点から科学的根拠に基づき、新たな知見を創出する。
2.鍼灸に関する科学的知見を創出するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限500万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】2課題程度
【目標】
統合医療における鍼灸に関して、特に安全性・有効性等の観点から科学的根拠に基づき、新たな知見を創出する。
3.漢方及び鍼灸を除く各種療法に関する科学的知見を創出するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限500万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】2課題程度
【目標】
統合医療における漢方及び鍼灸を除く各種療法に関して、特に安全性・有効性等の観点から科学的根拠に基づき、新たな知見を創出する。
4.「統合医療」に関する科学的知見を創出するための安全性・有効性等の評価手法に関する研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限500万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】4課題程度
【目標】
統合医療については、多種多様であり、科学的根拠が乏しいものが含まれているとの指摘もあることから、安全性・有効性等の評価手法に関し、科学的根拠に基づき新たな知見を創出する。
5.「統合医療」についての、患者・国民及び医師の適切な選択に資するような情報発信のあり方についての研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限1000万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】1課題程度
【目標】
統合医療は、近代西洋医学と相補(補完)・代替医療や伝統医学等とを組み合わせて行う療法であり、多種多様なものが存在する。そのため、各種相補(補完)・代替療法や伝統医学に関して、現時点で明らかになっている科学的な情報をわかりやすく整理し、国民に提供する。
6.「統合医療」の各種療法について、国内外での利用実態や健康被害の状況などの実態把握に関する研究
【研究開発費の規模】1課題あたり上限1000万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】1課題程度
【目標】
西洋医学の概念のみには依存しない、安全性や有効性が確立された日本の伝統医療や伝統文化・習慣を活用した統合医療の概念を整理するため、WHOにより定義された「健康の社会的決定要因」も踏まえ、国内外での統合医療の利用実態や健康被害状況等について、包括的に現状把握を行う。
7.「統合医療」の国際標準化などの基盤整備に関する研究
【研究開発費の規模】1課題あたり1000~2000万円/年 (間接経費を含む)
【研究開発期間】1年度(平成28年度)※
【採択課題予定数】1課題程度
【目標】
統合医療について、これまでの国際的な動向を踏まえつつ、国際標準化を扱うISO 技術委員会(ISO-TC249)に対応するための知見を整理する。
※委託契約の研究期間は1年間としますが、研究開発計画書の作成時において、複数年の研究期間が必要となる場合には、研究期間が複数年の研究開発計画書を作成し、提出することができます。その際、各年度の研究開発費については、研究開発計画を踏まえて必要な経費を適切に積算して応募してください。
またこの場合の評価の対象となる研究期間は、研究開発計画書に記載された複数年となります。(ただし、評価の対象となる研究期間は原則3年まで)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp