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平成27年12月24日
信濃町地区研究者各位
信濃町キャンパス 学術研究支援課

【公募情報】平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「脳科学研究戦略推進プログラム」公募について

 12月21日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「脳科学研究戦略推進プログラム」について新規課題が公募されました。
 ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。

(1)応募意思の申し出締切:【平成28年1月12日(火)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年1月14日(木)】

【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-rad及び郵送】
(分担機関の承諾書(様式9)の原本(公印が押印されたもの)を代表機関が取りまとめて郵送により送付。直接持参不可。)

平成28年度 脳科学研究戦略推進プログラム
http://www.amed.go.jp/koubo/010420151225.html

—公募概要—
平成28年度 脳科学研究戦略推進プログラム

【受付期間】平成27年12月25日~平成28年1月25日(月)13時00分 厳守

【公募課題】
I.臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(融合脳)

1.精神・神経疾患の克服に関する研究(5領域)

①認知症等の克服に関する研究

②発達障害・統合失調症等の克服に関する研究

③うつ病・双極性障害等の克服に関する研究
【研究開発実施予定期間】5年間(平成28年度~平成32年度)
【採択予定件数】10~20グループ(①、②、③合計)
【研究開発費の規模】
「発症メカニズム探索」「治療技術開発」グループ:1億円/年(間接経費30%含む)
「発症メカニズム探索」「診断技術開発」グループ:1億円/年(間接経費30%含む)
「発症メカニズム探索」「診断技術開発」「治療技術開発」グループ:1.3億円/年
(間接経費30%含む)

④リソースの整備・普及のための研究
【研究開発実施予定期間】5年間(平成28年度~平成32年度)
【採択予定件数】0~2グループ
【研究開発費の規模】1グループ当たり 5000万円/年(間接経費30%含む)

⑤目標達成型探索的研究
【研究開発実施予定期間】5年間(平成28年度~平成32年度)
【採択予定件数】0~7グループ
【研究開発費の規模】1グループ当たり 1500万円/年(間接経費30%含む)

2. 脳科学研究に関する倫理的・法的・社会的課題(ELSI)の研究(1領域)
【研究開発実施予定期間】5年間(平成28年度~平成32年度)
【採択予定件数】0~1グループ
【研究開発費の規模】1グループ当たり 5000万円/年(間接経費30%含む)

II. BMI技術と生物学の融合による治療効果を促進するための技術開発(BMI技術拡充)

①機能回復バイオマーカーの開発

②神経回路システムの再生

①②合わせて
【研究開発実施予定期間】2年間(平成28年度~平成29年度)
【採択予定件数】2~4グループ(①、②合計)
【研究開発費の規模】1グループ当たり 5000万円/年(間接経費30%含む)

【各公募課題の内容】
I.臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(融合脳)

1. 精神・神経疾患の克服に関する研究(5領域)

①認知症等の克服に関する研究
「認知症(アルツハイマー型、前頭側頭葉型、レヴィー小体型、脳血管性等)を中心とする神経変性疾患の鑑別、病態、早期診断技術及び革新的治療・予防法の開発」
原因物質の重合・蓄積阻止剤、抗体治療、幹細胞等の再生治療、カロリー制限療法、代謝ストレス改善治療、血中・髄液中バイオマーカー診断、鑑別診断、特定タンパク質による超早期診断、神経変性進展度の診断、分子イメージング診断、モデル動物、タンパク質複合体構造に基づく発症メカニズム等の研究開発を行い、臨床応用につなげる。
診断、治療技術の開発は、非臨床POC取得を3~4年以内、治験を5年目までに具体化することを目指す。

②発達障害・統合失調症等の克服に関する研究
「発達障害・統合失調症・てんかん等の鑑別、病態、早期診断技術及び新しい疾患概念に基づいた革新的治療・予防法の開発」
遺伝子・画像の網羅的解析から新疾患概念の構築、薬剤による治療、回路刺激治療、分子標的治療、鑑別診断、治療効果予測診断、視線計測のよる早期診断、fMRI診断、遺伝子診断、血中・髄液中バイオマーカー診断、モデル動物、遺伝子・環境要因による発症メカニズム等の研究開発を行い、臨床応用につなげる。
診断、治療技術の開発は、非臨床POC取得を3~4年以内、治験を5年目までに具体化することを目指す。
なお、採択時に複数のグループを1つのグループに統合することがある。

③うつ病・双極性障害等の克服に関する研究
「うつ病、双極性障害を含む気分障害等の鑑別、病態、早期診断技術及び新しい病態概念に基づいた革新的治療・予防法の開発」
遺伝子・画像の網羅的解析から新疾患概念の構築、うつ病の治療薬、回路刺激治療、栄養学的治療、分子標的治療、鑑別診断、fMRI診断、遺伝子診断、血中・髄液中バイオマーカー診断、モデル動物、遺伝子・環境要因による発症メカニズム等の研究開発を行い、臨床応用につなげる。
診断、治療技術の開発は、非臨床POC取得を3~4年以内、治験を5年目までに具体化することを目指す。
なお、採択時に複数のグループを1つのグループに統合することがある。

④リソースの整備・普及のための研究
精神・神経疾患患者のiPS細胞や脳組織等のヒト試料リソースの整備・普及のための検討・実施体制の整備を行うとともに、委託契約終了後の自立に向けた道筋を明確にする。
・認知症(アルツハイマー型、前頭側頭型、レヴィー小体型、脳血管性等)、うつ病、双極性障害、統合失調症、自閉症スペクトラム障害等の患者のiPS細胞、脳組織と正確な精神医学的診断を連結させたヒト試料リソースの整備及び研究者への分与・普及(長期的維持システム)を行うとともに、リソースに対する研究者の要望等の調査を行い、そこで出てきた試料取扱い等の課題について検討を行う。
<応募体制等>
・研究については、「認知症等の研究チーム」、「発達障害・統合失調症等の研究チーム」、「うつ病・双極性障害等の研究チーム」とは別に申請していただき審査を行うが、採択時に、この中の研究チームの1つの研究グループに組入れる場合がある。
・iPS細胞に関しては、1年後に進捗状況を評価し、再生医療事業との統合も検討する。また、疾患特異的iPSの寄託、分与については、再生医療事業と一体的に運用するものとする。
・脳組織に関しては、3年目にリソース整備、分与状況を評価し、4年目以降の継続を決定する。

⑤目標達成型探索的研究
精神・神経疾患の診断、治療をターゲットとした以下の⑤-1~⑤-4の探索的な研究を行う。
・⑤-1認知症等の克服に関する研究、⑤-2発達障害・統合失調症等の克服に関する研究、⑤-3うつ病・双極性障害等の克服に関する研究及び⑤-4これら⑤-1~⑤-3の領域横断的な研究。究のうち新たな視点で挑戦的に研究し、診断、治療に役立てることを明確にする研究に限る。
<応募体制等>
・「発達障害・統合失調症等の研究チーム」、「うつ病・双極性障害等の研究チーム」とは別に申請していただき審査を行うが、採択時に、この研究チームの1つの研究グループ組入れる場合がある。
・代表研究者は、若手(男性40才未満、女性45才未満:平成28年4月1日現在)研究者とする。

2. 脳科学研究に関する倫理的・法的・社会的課題(ELSI)の研究(1領域)
「臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服に当たり、ヒトを対象とする研究が主体となるため、生命倫理課題の問題に迅速に対処する体制を整備」
・本プログラム、革新脳の関連する研究の倫理的・法的・社会的課題(ELSI)に関する問題点について、既存の法、指針等を基に分析し、迅速に適切な対処法を助言するとともに、必要が生じた場合には、新たな指針を作成し、関連する研究や機関等に提案する等の対応も行う。また、本プログラム・革新脳での活動及び世界的動向をもとに、脳科学のELSIに関する研究を進める。
特に、現存する国の指針に基づいて、精神・神経疾患の研究を行う場合に必要となる指針の解釈について、Q&A(あるいは想定問答集)等の形でとりまとめ、関係先へ配布する。

II.BMI技術と生物学の融合による治療効果を促進するための技術開発(BMI技術拡充)

【公募対象とする疾患】脳梗塞や脊髄損傷等による脳機能障害、身体機能障害

①機能回復バイオマーカーの開発
障害の程度の診断、個人に見合った機能回復法の最適化、治療効果の予測、回復補助装置のデザインを可能にするため、ヒトや動物モデルでの脳・脊髄損傷後の行動解析、脳活動・筋電図の解析、障害・代償神経回路の電気生理学的・神経解剖学的解析や、安静時fMRIの大規模データベースから検出される疾患・障害特異的な脳活動パターン・結合情報をもとにバイオマーカー開発の可能性を見極める。

②神経回路システムの再生
急性期、回復期、慢性期における神経回路システムの再生をBMI技術及びリハビリテーションとの組合せで実現可能にするため、薬物や超音波等を利用した脳刺激法による神経細胞の活性化や再生を目指し、BMI技術による機能回復の背後にある生物学的な可塑性メカニズムの解明及び治療法への可能性を見極める。

担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp

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