2021年度時点の情報を掲載しています

修士学生

坂口光洋記念講座
( オルガノイド医学講座)
修士課程2年
籏野 佳子さん

医学研究科の修士課程への進学は、研究が世界トップレベルであることと、先生方の魅力に惹かれて決めました。
授業では医学の多様な分野について学ぶことができ、他分野の学部を卒業した私にとって医学研究とはどのようなものか理解する大きな助けとなりました。また世界的なパンデミックを前にどのように行動するべきか、考察するべきか多くの先生の率直な意見を伺うこともでき、貴重な経験となりました。
日々の研究生活では、様々な分野の専門家とディスカッションすることで、視野を広く持ち、集中して研究に取り組むことができます。先生や先輩方の背中を見ながら、クエスチョンに対して明らかにするべきことを、地道に一つずつ解明していくことで大きな発見につながっていくのだと実感しています。
大学院で研究に没頭することで、物事に本気で取り組み、ゼロから一を生み出す過程を経験することができ、自身の大きな糧になると考えています。

博士学生

生理学教室
博士課程4年
佐伯 翼さん

私は内耳発生・再生の研究に興味があり、本塾大学院医学研究科博士課程に進学しました。現在、生理学教室でヒトiPS 細胞を用いた遺伝性難聴の病態解析や治療薬探索に取り組んでいます。
本塾大学院では奨学金制度が充実しており、医学研究科独自の給付型奨学金に加え、大学院生が応募できる研究費もあるなど、研究活動に専念できる環境が整っています。研究室内でのミーティングでは様々なバックグラウンドを持つ優秀なスタッフの方々とのディスカッションの機会があり、得られた意見や指摘、提案を積極的に自身の研究に活用しています。また、学内の様々な研究室が主催するセミナーは自由に参加することができ、非常に勉強になります。
今後は、大学院在学中に学んだ技術や知識を活かし、未だ根本的な治療法が確立されていない難聴に対する治療薬開発を目指して、研究を行っていきたいと考えています。

生理学教室
博士課程2年
Sopak Supakulさん

慶應義塾大学医学研究科では、充実した設備と高い研究技術に触れながら、丁寧な指導を受けることができています。特に、基礎から臨床へ繋がるTranslational research が沢山行われており、将来Physician-Scientist を目指している自分にとって最適な勉強の環境だと考えております。塾内における奨学金及び助成金も多く提供され、研究を継続・発展させるチャンスが広がります。大学院生の授業で扱われている内容も基礎医学から臨床医学及び公衆衛生まで幅広いです。また、ほとんどの授業が英語で行われているため、外国人留学生にとってもわかりやすく、講師の先生に対して質問しやすい雰囲気でした。
さらに、研究科内の先生による講義だけでなく、国内外の外部の先生による講演会も行われ、研究に関する最新の情報を日々取り入れることができています。

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