慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金

(1)合格時保証奨学金

この奨学金は、医学部独自の合格時保証型奨学金で、一般入学試験成績上位者10名程度に、第1~4学年の各年度継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金です。給付型の奨学金なので、返済の義務がありません。

福澤諭吉が、かつて全国の精鋭が集まる適塾に学んだように、医学界のリーダーを育成すべく全国から集まった多彩な精鋭学生を手厚く支援するために、平成27(2015)年度にこの奨学金を創設しました。奨学金の採否が入学試験の成績で合格発表時に確定するため、慶應義塾大学医学部入学への大きな判断材料になります。

 ※申請に際しては家計支持者の年収制限はありません。
 ※入学後の学業が不振の場合には給付が打ち切られることがあります。
 ※physician scientist の育成を目指す研究医養成プログラム(MD-PhDコース)選択者の場合、5・6年次に各年最大100万円(最大計200万円)が加わり、給付金額は上記奨学金と合わせて6年間で最大総額1,000万円となります。

(2)国際活動支援奨学金※こちらは入学後に申請資格を満たし、別途採用される必要があります

この奨学金は、将来、日本国内だけでなく海外でも国際的リーダーとして広い分野で活躍できる人材の育成に寄与するために2020年度に設置されました。国際的なフィールドで積極的に活動を行う学生を対象に最大で200万円を給付します。近年では、OIST(沖縄科学技術大学院大学)、ジョンズホプキンス大学、ノースウエスタン大学、オックスフォード大学等、世界中で国際的な活動を行った学生を支援しています。

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