信濃町地区研究者各位



　11月13日付で平成28年度｢循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業（平成28年度 1次公募）｣について新規課題が公募されました。
　ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。

(1)応募意思の申し出締切：【平成27年11月30日（月）】
(2)応募書類一式提出締切：【平成27年12月3日（木）】

【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法：【e-rad】


循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業（平成28年度 1次公募）
　http://www.amed.go.jp/koubo/010520151113-02.html[外部ページ]

—公募概要—
循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業（平成28年度 1次公募）
【提出期間】2015年11月13日～2015年12月14日（月）（正午）

【研究開発課題（13課題）】各課題の【採択条件】については公募要領p37～71を参照
1.　分野1.健康づくり分野 オ.[栄養・食生活]
糖尿病の重症化予防における栄養指導の方法とその効果に関する研究
【研究費の規模】1課題あたり750万円/年　（間接経費を含む）
【研究実施期間】最長1年間（2016年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】栄養指導の現場における優れた実践の成果を生かし、栄養指導方法の具体策とその効果に関する臨床疫学研究を行うことにより、臨床現場での実践に役立つエビデンスを構築することを目標とする。

2.　分野1.健康づくり分野 オ.[栄養・食生活]
マクロ栄養素摂取量に関する新たなバイオマーカーの開発に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり500万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長1年間（2016年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】食事記録に依存しない簡便で新しいマクロ栄養素摂取量を反映するバイオマーカーの開発を目標とする。

3.　分野1.健康づくり分野 オ.[歯・口腔]
脳卒中急性期における口腔機能の評価等に関する手法の開発に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり750万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長3年間（2016年度～2018年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】脳卒中急性期患者に対する誤嚥性肺炎予防等を目的とした早期からの口腔機能の評価や介入に関する手法の有効性に関するエビデンスを構築し、医師と歯科医師が連携した実施可能な脳卒中急性期の診療体制を確立することによって、脳卒中患者のさらなる生活の質の向上を達成することを目標とする。
4. 分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
脳卒中を含む循環器疾患の現在における抗血栓療法の問題点と対策に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり3000万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長3年間（2016年度～2018年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】我が国における抗血栓薬単独・併用療法の出血合併症の頻度と重症度を解明し、約10年前に行われた先行調査（厚生労働省循環器病研究委託費事業「循環器疾患における抗血栓療法の問題点と対策」研究）との比較を行うと共に、適切な合併症回避手段の究明を行う事を目標とする。

5.　分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
脳卒中後てんかんの実態と予防・治療指針策定に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり1000万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長3年間（2016年度～2018年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】脳卒中後てんかん発作の実態を解明するともに、急性期からの早期発見の方法や適切な予防・治療の方法・時期について、我が国の治療指針の策定につながる質の高い知見を得ることを目標とする。

6.　分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
慢性心不全患者に対する多職種介入を伴う外来・在宅心臓リハビリテーションの臨床的効果と医療経済的効果を調べる研究
【研究開発規模】1課題あたり2000万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長3年間（2016年度～2018年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】多職種心不全診療チームによる包括的な疾患管理がもたらす、治療へのアドヒアランス向上、そして疾病管理プログラムとしての外来・在宅心臓リハビリテーションを継続することによる臨床的・医療経済的効果の解明を目標とする。

7.　分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
循環器緩和ケアにおける診療の質評価に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり1500万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長2年間（2016年度～2017年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】循環器領域の緩和ケアに関する文献的検討、及び多職種からなる専門家を交えて、関連学会と綿密に連携した上で、我が国における適切な質評価指標を策定することを目標とする。また、心不全のように増悪と寛解を繰り返す循環器疾患の患者においては病状の進行や終末期という認識が他慢性疾患とは異なることが知られているため、患者とその家族に対するアドバンス・ケア・プランニングについての開発及び評価も併せて目標とする。

8.　分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
非侵襲的な画像検査を用いた脳心血管イベントの一次予防戦略に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり500万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長1年間（2016年度）
【採択課題数】2課題程度
【目標】脳心血管イベントに対して非侵襲的な画像検査を用いることで予測精度を高めることができるかどうかの臨床的な検討、あるいはさらにその画像所見を踏まえての新たなリスク層化に基づいた治療戦略の臨床効果と費用対効果について調べる事を目指した研究のプロトコールと実施体制づくりを目標とする。策定されたプロトコールは今後の事業における参考とする。

9.　分野3.生活習慣病対策分野 ア.[循環器疾患（脳卒中を含む）対策に関する研究]
急性循環器疾患（脳卒中を含む）における救急診療の質評価に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり1500万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長2年間（2016年度～2017年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】救急診療に関わる行政機関・関連学会と適切に連携し、こうした急性期診療の質評価指標を策定し、その妥当性を検証し全国的な急性期診療体制の見直しへとつなげていくことを目標とする。

10.　分野3.生活習慣病対策分野 イ.[糖尿病対策に関する研究]
糖尿病を有する患者に対する血管合併症抑制のための強化療法の臨床的効果に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり2000万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長3年間（2016年度～2018年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】2型糖尿病患者における血糖・血圧・脂質の安全な正常化を図る強化療法の生命予後や大血管合併症に対する有効性の検証と至適な管理目標に関する知見を得ることを目標とする。

11.　分野3.生活習慣病対策分野 イ.[糖尿病対策に関する研究]
糖尿病における診療の質評価に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり750万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長2年間（2016年度～2017年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】我が国における悉皆性の高いデータベースを用いて地域ごとの糖尿病診療の現状把握を行うと共に、重症化・合併症予防のための診療の質評価指標を作成し、それを利用したPDCAサイクルを通じて我が国における糖尿病診療の質向上へとつなげることを目標とする。

12.　分野3.生活習慣病対策分野 イ.[糖尿病対策に関する研究]
糖尿病患者における発癌リスクの解明に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり750万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長2年間（2016年度～2017年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】どういった患者において肝癌が発生するのかそのリスクを調べ、予防・治療へと結びつける事を目標とする。

13.　分野3.生活習慣病対策分野 イ.[糖尿病対策に関する研究]
糖尿病患者にみられる筋量低下と身体活動機能低下に関する研究
【研究開発規模】1課題あたり750万円/年　（間接経費を含む）
【研究開発期間】最長2年間（2016年度～2017年度）
【採択課題数】1課題程度
【目標】糖尿病におけるサルコペニアの実態調査とそのリスクについての知見を得ることを目標とする。

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