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9月2日(火)慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター開所記念シンポジウム-百寿者百万人時代を見据えて-開催

 慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター開所記念シンポジウム -百寿者百万人時代を見据えて- が、9月2日(火)に、林 芳正 農林水産大臣をはじめ行政機関、産業界、メディア関係者、学内外教職員/学生等さまざまな分野から多数の参加者を得て、明治記念館 孔雀の間で開催されました。

 このシンポジウムを主催する慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センターは2014年4月に開設された新しい部門横断型の高齢医学研究センターです。同センターでは、超高齢社会を見据えた新しい予防医療、健康増進法を確立するため、各専門の診療科および基礎研究部門と協力してみなさまの健康長寿を支える新しい包括的医学研究拠点となること目指しており、同分野の発展に貢献できる学際的人材の育成に寄与することも目的としています。

 シンポジウムでは「健康長寿を支える科学-ゲノムから心まで」をテーマに、百寿者研究を担う5名の多彩なシンポジストが、最新の研究成果をもとに各研究の成果と展望を講演しました。その後、岡野栄之医学部教授による教育講演があり、「革新的な脳科学による認知症克服への挑戦」と題して、iPS細胞を用いたアルツハイマー病の研究の紹介と、再生医療と先制医療の重要性について講演が行われました。続いて、研究者であり自身が百寿者でもある日野原重明 聖路加国際メディカルセンター理事長による「これからの世代を担う若者へのメッセージ」をテーマに特別講演が行われました。講演の前半は、医師としての自らの経験や、医学教育の基礎を築いたカナダの医学者ウィリアム・オスラーの取り組みをもとに医師の真理が語られ、若い医師や学生が熱心に耳を傾けました。後半では、新しい老人としての生き方を追求する取り組みが紹介され、百寿者研究の目指すべき姿が示されました。

 延べ214名の来場者で会場は終始満席となり、その熱気が途切れることなく約5時間のプログラムを終了しました。

百寿総合研究センター
http://www.hosp.keio.ac.jp/annai/shinryo/supercentenarian/



来賓挨拶

林 芳正 農林水産大臣

来賓挨拶

松田 譲 公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団理事長

シンポジウム司会

三村 將 (慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室)
広瀬 信義(慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター)

シンポジスト

井ノ上 逸朗(国立遺伝学研究所人類遺伝研究部門)「パーソナルゲノム時代の長寿研究」

シンポジスト

田中 雅嗣(東京都健康長寿医療センター研究所 健康長寿ゲノム探索研究チーム)「百寿者のミトコンドリアと核ゲノムの機能的多型」

シンポジスト

新井 康通(慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター)「百寿者から超百寿者調査へ:新たな健康長寿モデルを求めて」

シンポジスト

高尾 昌樹(東京都健康長寿医療センター研究所 高齢者ブレインバンクチーム)「百寿者の脳病理からみえるもの」

シンポジスト

権藤 恭之(大阪大学人間科学研究科)「百寿者のこころ—認知から感情まで—」

教育講演

岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室)「革新的な脳科学による認知症克服への挑戦」

特別講演

日野原 重明(聖路加国際メディカルセンター)「これからの世代を担う若者へのメッセージ」

関係者近影

会場の様子

【共催】
・農林水産省・健康長寿のための食育イニシアチブ協議会(議長 末松 誠)
・COI-T 健康長寿の世界標準を創出するシステム医学・医療拠点(研究リーダー 洪 実)

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