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国立台湾大学病院 雲林分院 訪問団が来学

2013年6月26日(水)、国立台湾大学病院の分院で、台湾中部にある雲林分院の林副院長、鄭看護部長、看護師4名、ほか計10名からなる訪問団が信濃町キャンパスを訪れ、病院運営や看護体制について、視察交流会が開催されました。

午前中は、病院概要の紹介と質疑応答が行われました。はじめに、末松医学部長および武田病院長から、慶應義塾大学医学部の歴史、慶應義塾大学病院の現状と取り組み、重点領域などの説明があり、その後、担当スタッフから、電子カルテを含む病院情報システムの全体像、医療事故への対応、病院内感染対策、防災施策などについての説明と、病院外来受付システムの見学を行いました。活発な質疑応答を通じて十分な理解と意見交換を行うことができました。

午後は、鎮目看護部長から看護部の組織、勤務体制、教育、チーム医療などに関する説明があり、その後、3号館(南棟)の病棟見学を行いました。訪問団は、慶應義塾大学病院の細やかな看護体制、整理された薬剤管理、慎重な感染対策に特に関心を持ち、活発な質疑応答が行われました。最後に、本田病院事務局長と関係スタッフ全員が集まり、実務における様々な課題に関し、質疑応答を通じて理解を深めました。

当日はあいにくの雨でしたが、訪問団は一日中倦むことなく熱心に見学し、2017年に新病院棟が完成した際には是非再訪したいとの声もあがっていました。国立台湾大学は本学の海外協定校であり、医学部の研究・臨床交流もこれまで非常に活発に行われてきています。今回の訪問を機に、両大学間の交流と、両国の親睦が一層深まることが期待されます。

末松学部長、武田病院長と訪問団

昼食 お鮨に挑戦

外来受付システムの見学

薬剤調製室の見学

北川教授から林副病院長へお土産を贈呈

関係者全員で記念撮影

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