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第82回北里記念式

6月13日の初代医学部長北里柴三郎博士の命日に際し,医学部ならびに三四会(医学部同窓会)では,北里博士の偉業を長く記念すべく,北里記念式を行っています。

北里柴三郎博士は明治25年に福澤先生の援助により芝公園に伝染病研究所を創設しました。福澤先生の志に報いるため,初代医学部長として就任し,現在の医学部および大学病院の礎を築きました。

6月12日に,信濃町キャンパス北里講堂において行われた第82回北里記念式では,清家篤塾長,末松誠医学部長,比企能樹三四会長,北里家代表の北里一郎氏の挨拶に続き,三四会賞(北里賞・北島賞)の授賞式が行われました。

末松医学部長は,「我々の目指す基礎・臨床一体型の医学・医療の実現のため、研究室での日々の研鑽はもとより,社会の要請に応えるべく、有効な情報を広く共有し、将来を見据えたシステムの構築がますます必要になる。」と述べ,比企三四会長は,「2017年、医学部は創立100年を迎える。全塾,全医学部,全三四会は切磋研鑽を重ねることで,福澤先生,北里博士へ,万分の一程わずかでも,ご恩に報いたい」と述べました。

三四会による北里賞は,北里柴三郎博士の偉業を記念して,昭和26年に始まりました。昭和33年からは第二代医学部長北島多一博士を記念した北島賞も加わりました。
北里賞(基礎研究,および臨床への発展研究における優れた業績に対して授与される)北島賞(臨床医学,および臨床研究における優れた業績に対して授与される)は,医学部における権威ある学術賞であり,国際的にも評価される業績が選ばれています。

今年度の北里賞,北島賞の受賞者は下記のとおりです。授賞式後には,受賞者による講演が行われました。参加者は,最先端の医学研究成果の発表に熱心に耳を傾け,受賞者との活発な質疑応答を行いました。

【受賞者講演】
 北里賞 「機能的ニューロンネットワーク形成の分子メカニズムの研究」
 高橋 琢哉(横浜市立大学大学院医学研究科 生理学 教授)

 北里賞 「経皮免疫および皮膚免疫システム構築機序の解明」
 永尾 圭介(慶應義塾大学医学部 皮膚科学 専任講師)

 北島賞 「泌尿器画像診断アルゴリズムの構築」
 陣崎 雅弘(慶應義塾大学医学部 放射線科学(診断) 准教授)

※初代医学部長北里柴三郎博士の慶應義塾における業績については以下のサイトもご参照ください。

撮影:石戸 晋

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