静岡県立静岡がんセンターとの連携大学院制度の協定締結
この度、慶應義塾大学医学部・大学院医学研究科と静岡県立静岡がんセンターは、医学研究および医学教育の一層のレベル向上をはかるため、連携協力のための協定を締結しました。
平成24年4月26日に信濃町キャンパスで行われた調印式では、山口建静岡がんセンター総長、末松誠医学部長ならびに岡野栄之医学研究科委員長が連携協力に関する覚書にサインをしました。
慶應義塾大学と静岡県は、すでに平成22年12月に事業連携協定を締結し、静岡がんセンターを軸に共同研究、産業振興、人材育成等を進めてきましたが、今回の協定締結によって、平成25年度より、静岡がんセンターに所属するがんを専門領域とする若手医師や各種医療専門職種の人々が、同センターに籍を置きながら本学医学研究科博士課程の学位取得ができるという画期的な連携大学院制度を開始します。また、本学医学研究科の大学院生が静岡がんセンターでがんに特化した講義・実習を受講することも可能となり、静岡がんセンターとの人的、知的交流は、個々の研究者間の共同研究の創出、両組織間の大型共同プロジェクトの構築、がん治療スペシャリティの人材交流などにさらに発展していくものと期待されています。
記者会見の様子
調印式の様子
撮影：井上 悟
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