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プログラム終了に当たって
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何故、幹細胞医学を目指すのか? - 学問的必然性 -
幹細胞研究は、再生医療に必須だが、それのみを対象とするものではない。
幹細胞は、初期胚から個体の死に至る一生を通じ、基本的に全ての臓器に存在し、臓器の恒常性の維持に必須である。幹細胞の制御系の破綻は、癌や変性疾患等の様々な疾患の病態と関連し、幹細胞システムを理解することは多くの疾患の根本治療の開発につながる。
「幹細胞医学」を中心とした世界トップレベルの教育・研究拠点を形成することは、結果として大学院医学研究科博士課程全体のパワーアップにも貢献することになると確信している。
- 標的 -
本グローバルCOEプログラムにおいては、
21世紀COE「幹細胞医学と免疫学の基礎・臨床一体型拠点」で構築してきた
人材育成戦略や研究資産を最大限に活用した世界トップレベルの人材育成
- 大学院研究科改組による継続的な教育研究システムの構築
『"自己複製能"の獲得』 - 国際的指導力のある多彩な人材の育成
『"多分化能"の獲得』 - 若手の武者修行と国際的な共同体制構築のための人材交流
『"遊走能"の獲得』
これらを特徴とする教育・研究拠点を形成し「幹細胞医学」と呼ぶべき新しい学問体系を構築することを目的とする。
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