
9月25日(木)平成26年度解剖諸霊供養法会
平成26年9月25日(木)、多磨霊園と増上寺において医学部主催による墓前祭と解剖諸霊供養法会が執り行われました。
医学部では、医学教育と学術研究の発展のため、尊いご遺体を供された諸霊の冥福を祈ることを目的として、毎年、秋の彼岸にご遺族をお迎えし、教職員・医学部生が参列する解剖諸霊供養法会を執り行っています。この法会は港区芝公園の増上寺において、昭和3年(1928年)から行われており、医学部における最も重要な行事のひとつとして位置づけられています。
本年も法会に先立ち、多磨霊園にある医学部の納骨堂前において、墓前祭が執り行われました。増上寺僧侶による誦経と共に、末松誠医学部長をはじめとする医学部関係者による焼香が行われました。
引き続き、増上寺本堂において解剖諸霊供養法会を執り行いました。法会では医学部長による祭文、第88世御法子 八木季生大僧正台下をはじめとする大勢の僧侶による誦経と共に、約300名のご遺族、学生、関係者が参列しました。最後に教職員を代表し、坂元亨宇(みちいえ)医学部病理学教室教授より、医学の進歩のために献体された諸霊、ご遺族への敬意と感謝を表するとともに、病理解剖による高度な医療を担う人材の育成、さらにはご遺志に応え、医療人として一層心を引き締め、医学の発展のために精進を重ねていくことが述べられ、閉会となりました。

墓前祭の様子(多磨霊園)

医学部納骨堂・参列者(多磨霊園)


三解脱門(増上寺)

大殿(増上寺)


解剖諸霊供養法会の様子(芝増上寺)

解剖諸霊供養法会の様子(増上寺)


解剖諸霊供養法会の様子(増上寺)

病理学教室 坂元亨宇教授による挨拶

撮影:石戸 晋


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