
第81回北里記念式
医学部ならびに三四会(医学部同窓会)では,初代医学部長北里柴三郎博士の偉業を長く記念すべく,北里記念式を行っています。
北里柴三郎博士は明治25年に福澤先生の援助により芝公園に伝染病研究所を創設しました。福澤先生の志に報いるため,初代医学部長として就任し,現在の医学部および大学病院の礎を築きました。
6月12日に,信濃町キャンパス北里講堂において行われた第81回北里記念式では,清家篤塾長,末松誠医学部長,比企能樹三四会長,北里家代表の北里一郎氏の挨拶に続き,三四会賞(北里賞・北島賞)の授賞式が行われました。
三四会による北里賞は,北里柴三郎博士の偉業を記念して,昭和27年に始まりました。昭和33年からは第二代医学部長北島多一博士を記念した北島賞も加わりました。
北里賞(基礎研究,および臨床への発展研究における優れた業績に対して授与される)北島賞(臨床医学,および臨床研究における優れた業績に対して授与される)は,医学部における権威ある学術賞であり,国際的にも評価される業績が選ばれています。
今年度の北里賞,北島賞の受賞者は下記のとおりです。授賞式後には,受賞者による講演が行われました。参加者は,最先端の医学研究成果の発表に熱心に耳を傾けていました。
【受賞者講演】
北里賞 「心臓発達機構の解明と直接リプログラミングによる心筋再生」
家田 真樹(MSD臨床分子循環器病学寄付講座 特任講師)
北島賞 「腸管上皮幹細胞培養の確立」
佐藤 俊朗(総合医科学研究センター 特任講師)
※北里柴三郎博士の慶應義塾における業績については以下のサイトもご参照ください。






撮影:石戸 晋


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