お詫びとご報告（患者個人情報が記録されたＵＳＢメモリの所在不明について）
この度、当病院スポーツ医学総合センター（旧称 スポーツクリニック）において患者様の個人情報が記録されたＵＳＢメモリが所在不明となっていることが判明いたしました。なお、詳細については報道発表をご覧ください。
このような事態を招き、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げるとともに、その概要と現状について以下のとおりご報告申し上げます。
所在不明になっているＵＳＢメモリには本年４月28日までにスポーツ医学総合センター外来に受診された方のデータが記録されておりました。このＵＳＢメモリは、少なくとも４月28日までは所定の場所に保存されておりました。残念ながら、現在のところ発見に至っておりません。該当する患者様には、お手紙によりお詫びとご報告のご連絡を始めたところです。
なお、住所および治療経過などの詳細な診療情報は含まれておりません。また、これらの情報はパスワードによって保護されたファイルに保存されておりましたので、万一、第三者がこのＵＳＢメモリを取得したとしても、ＩＤとパスワードがなければ、容易にその内容を見ることはできません。
6月27日現在、患者情報が第三者に使用されたとの報告は受けておりません。しかし、電話による医療品のセールス、その他、ＵＳＢメモリに含まれていた情報を悪用した詐欺などが発生する可能性も否定できません。該当される患者様におかれましては、見知らぬ者からの電話による問い合わせ、勧誘などがございましたら、決して騙されることのないよう、ご注意ください。
慶應義塾大学病院では、一刻も早くＵＳＢメモリの所在を確認すべく努めているところです。
そして、教職員の一人ひとりが今回の事態を厳粛に受け止め、個人情報保護の重要性を今一度肝に銘じ、再発防止に努めてまいる所存です。
ご迷惑をおかけした皆様に、重ねて深くお詫び申し上げます。
平成23年6月27日
慶應義塾大学病院長 武田純三
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