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第3回 ラボ二次救命処置講習
〜根拠に基づいた二次救命処置〜

 今回の講習では、発見者がそのまま医師としてリーダーシップをとるという流れを変えてみました。病棟での急変を想定し、発見者は看護師で、リーダーを途中から医師役にバトンタッチするという方法で、シナリオを進めてみました。この方法にしたところ、それぞれの立場がより明確になり、また、実際に場面をイメージしやすいと好評でした。
 
 
   @発見者(看護師)、A看護師、B当直師長、C医師、の順番で現場に到着しますします。これにより、それぞれの役割がより明確になり、また、発見者が医師にバトンタッチするという流れを再現することができました。
 
 慶應病院では29台のAEDが配置されているため、今回のシナリオでは、すべて最初にAEDを装着することにしました。下の写真は、看護師がAEDを使用し3ショックまで実施、その後モニターDCと医師が到着し、マニュアル徐細動に変更した場面です。

 ちなみにPEAやAsystoleでは、AEDはNo−Shock「徐細動は必要ありません」とし、CPRを続行しているところへモニターが入ります。